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2014/04/02(水)
緊急手術がありました
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朝から気持ちよく晴れていて、私はまだ気づいていなかったのですが、どうやらツクシが生えてきているそうですね!!!春ですね!!!
診察には通院の子達の他に、様々な症状を抱えて受診をする子達がおります。今日は、寄生虫が出てきてしまった、外から帰宅したらネコちゃんがとても具合が悪そうになってしまっていた、肛門から腸が出て脱腸してしまっている、高い所から落ちてしまった、、、などの子達の診察がありました。脱腸をしてしまっている子については、手術をして軽く肛門を縫わなと脱腸し続けてしまう状況でしたので、緊急的に手術を行う事になりました。
昼からは、上記でお話をした脱腸のネコちゃんの整復手術と、予定されていたワンちゃんの、ソケイヘルニア+乳腺腫瘍の同時手術が行われました。ソケイヘルニアは、多くは脂肪がヘルニアの部分に入り込む程度ですが、中には腸が入り込んでしまって、その腸が腐ってしまったりして重症化してしまうケースもあります。そうなってしまうと、腸切除など大手術になってしまいます。同様に、ヘソヘルニアいわゆる出ベソも、同様の事が言えます。穴の開いている大きさにもよりますが、どちらもあなどれない病気です。出ベソや、股のあたりがポッコリ腫れているなどの異常を感じたら、一度受診をお勧めします。この子は脂肪と共に若干腸も出てきていたようですが、幸い切除せずに無事に手術を終えることができました。今日はどちらの子も、点滴を入れながら入院となっております。
写真は、上が今日も何件か診察が行われたお耳の処置の中で、耳垢の検査を行う事になった子の検査をスタッフが行っている様子です。下は、手術で使用した有窓布が洗濯乾燥機から上がったので、毛を取り去るためにコロコロがけを一枚ずつ行っているところです。午後7時20分(対馬)
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