|
2014/11/26(水)
寒い時期の注意点!
|
|
|
夕方からは雨も降りだして、冷え込んでいますね。
暑い時期には熱中症に気を付けなければなりませんが、寒い時期は、低体温に気を付けてあげる事が大切です。特に、体温調節がうまくできない小さい子、高齢の子、そして病気治療中の子達、全身麻酔後の子達には、寒さがかなりこたえてしまい、低体温で体調を崩してしまう恐れもあります。温め方も、部分的に熱くするよりも、お部屋全体の空気を暖めるという感じが一番ベストです。飼い主さんも快適に感じる温度設定で構いません。(23〜24度くらい)また、火の気がなくなってからの夜中〜朝方の冷えも大敵ですので、状況に応じて火災など気を付けながら暖房を入れてあげた方が良いケースもあります。 また、呼吸器系の病気を持っている子達には、寒暖の差も大敵です。温かいお部屋から寒い廊下や外に急に出る事で、血管や気管支などの急な収縮が起きてしまい、本人の負担が大きくなってしまいますので、十分に気を付けてあげて下さいね!
病院は、混雑する事が多く何かと慌ただしく時間が過ぎていきました。朝はけいれん発作を起こしている状況で時間外で駆けこまれた方もおり、緊迫した状況での診察開始となりました。その後も来院される方も続き、その中で肛門の横付近の筋肉が裂け、その穴から腸が出てくるエインヘルニアという病気のワンちゃんの来院がありました。片方のおしりが野球ボール大くらいにまで腫れており、処置としてはその出ている部分を押し戻して、出てこないように特製プレートで固定をしていく方法を行いました。本来であれば手術での整復がベストではありますが、年齢や持病を考慮して、まずはこの方法で経過観察していく事となりました。 午後は、尿検査やお耳の検査も続き、またお電話でのお薬のご注文やお問い合わせ等も多く頂きました。
写真は、上が入院中のワンちゃんの点滴速度の調節を行っているスタッフと、下は診察時間中の合間をみて待合室を見回り椅子などの毛や汚れをふき取っている様子です。午後7時05分(対馬)
|
|
|
|