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2014/11/19(水) 寒くなると増える病気
先日の日記でもお伝えしましたが、寒くなると増えてくる病気、胱結石での来院が本当に多くなっており、完全にオシッコが詰まってしまい入院する子も相次いでおります。昨日も2頭のネコちゃんが退院をして、今日から通院治療に切り替えて継続して経過をみておりますが、今日の午前中にも、また新たにこの病気で来院をしたネコちゃんがおりました。飼い主さんからお話を伺うと、2週間前からオシッコの調子がおかしかったとのこと・・。今日になって完全に出なくなってしまい、全身麻酔をかけての処置が必要な状況となってしまいました。血液検査では腎臓が悪くなる前だった事が分かり、それが幸いでした。まだ詰まらずに膀胱炎のうちであれば、注射と内服治療、尿検査で結石が確認されれば食事療法スタートなど、軽いうちだと全身麻酔や入院までの事態にはなりません!逆に、気付くのが遅れ治療のタイミングが遅くなってしまえば命を落としてしまう病気でもあります。あれ?おかしいな?と感じたら、まずは早めに受診、もしくはご相談下さいね。

先日膀胱結石を摘出する手術を行ったワンちゃんですが、術後からずっと尿道カテーテルを設置したままにしておりましたが、昨夜そのカテーテルを外して自力での排尿をしてもらうようにしました。カテーテルを外した後にもきちんと排尿が出来ているかどうかも看護のポイントですので、そのあたりもよく確認するようにしておりました。順調にいい色具合のオシッコをしてくれているので一安心です。元気も食欲も申し分なく、夕方に当初の予定通り退院の運びとなりました。今後の一番重要な治療は、膀胱結石専用の食事療法の継続です。一度この病気が始まってしまうと、体質的にもまた石が出来てくる可能性がかなり高く、専用のフードで管理していく事が大切です。ワンちゃんもネコちゃんも、この治療食を継続している子がたくさんおります。(我が家の猫一匹もその一人です)健康管理、病気治療の為に、様々な専用フードがあります。

写真は、上が椎間板ヘルニアの治療の為のレーザー治療器を準備して診察室へお呼びする準備をしているところです。下は、来院をした子ネコの健康診断の一環で行った検便で見つかった寄生虫の卵です。これは回虫という一番ポピュラーな寄生虫の卵です。卵が入っている便からも感染しますが、母親が持っていると胎盤や乳汁から子供にも感染してきます。ですので、子犬仔猫が感染している事が多々あります。成虫は、白いミミズのような感じです。午後7時10分(対馬)


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