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2014/01/07(火)
冬の乾燥
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お正月気分もそろそろ抜けて、普通の生活に戻りつつあると思いますが、盲点となっているのが、冬こそ脱水に注意という事だそうです。夏よりも冬の方が空気が乾燥しているという事と、室内での暖房を使う事によってより乾燥するという事だそうです。こまめな水分補給や室内の加湿でウィルスなどの感染予防に努めるようにしたいものです。
今日は、午前の診察の方が忙しかったように思います。 通院治療の犬ちゃんネコちゃんも多く来院されましたし、皮膚炎や外耳炎の診察もあり、耳の治療に関しては、処置後に顕微鏡検査も行って点耳薬をお出しした方もおられました。 また、糖尿病で治療中のネコちゃんの血糖値の確認、皮膚炎がやや悪化しているかもしれないという犬ちゃん、今朝から元気がないという猫ちゃん、体に腫瘍があっての術前検査をした犬ちゃん、二週間前から吐き気が続いているという犬ちゃんなどの血液検査が立て続けに行われました。この犬ちゃんは、血液検査で腎機能の数値が高くなっていることが分かり、項目の一つは最大数値を振り切っている状況でしので、飼い主さんとのお話合いの上で入院となり経過をみていく事となりました。 腎臓は、尿を作ることによって血液から老廃物を取り除いたり、体内の水分状態や量を調節するなど゛重要な役割を果たしています。腎臓の7割以上が正常に働かなくなると、食欲不振・多飲多尿・嘔吐等の症状が出てきます。いずれにせよ、早期発見・早期治療にこしたことはないと思いますので、ペットの様子がおかしいなと思ったら診察がてら血液検査も行って確認して見たらよいかと思います。
今日の写真の1枚目は、診察終了時の様子です。自動ドアの鍵の確認と診察終了の札を下げています。もう1枚は、今日で役目を終えた門松です。今年一年も無事に過ごせますように・・pm7:05(今野)
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