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2012/03/11(日)
飢えるということ
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↓『くるねこ大和』さんの日記を拝見して
http://blog.goo.ne.jp/kuru0214/2
キャンディーの事を思い出しました。
キャンディーは、真冬の12月に、私の鬼母の家の近くで、飢え死にしかかっていました。 (鬼母は私をだまして巧妙に押し付けたのですが・・・それはまた別の話。)
家に連れてきたキャンディーは、骨の上に皮を張り付けたようにやせ細り、ウ○チとオシッコの臭いがする泥にまみれていました。
とりあえず缶詰を食べさせてから、シャンプー。 弱っている猫を洗う危険性も知っていましたが、仕方なくささっと洗いました。
それから、毎日モンプチを7缶食べさせていました。 やっぱり、飢え死にしそうな目にあった猫は、「食べたい」という欲求が極端に強くなります。 カチャカチャ食器のふれる音や、肉や魚の匂いに反応して大騒ぎするので、そのたびに食べさせていました。 実は、食べ過ぎて下痢しても、食べさせないと、悲鳴を上げ続け異様な様子になったので食べさせ続けました。 ドライフードだと、吐くまで食べてしまうので、満腹感を感じてほしかったので、総合栄養食の仔猫用の小さな缶詰を一日7缶・・・ずっと
人を怖がるので、2ヶ月たって体重を計った時、まだ3キロに足りないくらいでした。
当時のキャンディーを思い出して、ちょっと涙が出ました。 あれから19年元気でいてくれます。 家に来るまで何年苦労していたのかは、わかりません。 長生きしてくれて、本当に本当に良かった。
我が家に居る猫たちは、みんな捨てられているから、同じような状態でした。 ただ、キャンディーの飢餓状態が一番酷くて、人の食糧を盗み食いしたり、ゴミ漁りもしていました。
最近では、黄縞さんが似たような感じでした。
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