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2011/07/21(木)
八つ当たり
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小さな純粋種の仔猫が、遺伝性の疾患で亡くなったので、八つ当たりです。
「血統書つきの純粋種」とか立派そうに言っても、 結局は、 耳が折れていたり 毛が無かったり 矮小過ぎたり デカ過ぎたり 足が短かったり
つまり 奇形猫を元にして、 近親交配をくり返して、人間がつくった猫じゃん。
「先天的な奇形」が「遺伝する」ように、繁殖させてるんだから
遺伝性の病気(先天性疾患?)が有って当たり前じゃん。
なぜ、どうして、そんな悲しい事するんだろう。 小さくて嫌って言えない逆らえない猫達を使って、
どれだけ奇形な純粋種という猫を作れば気が済むんだろう?
耳が折れた人間の子供を、 足が体の半分の長さの人間を、 体重が半分しか無い人間の子供を、 皮膚が垂れ下がって毛が無い人間の子供を、 近親交配で増やすと聞いたら、気持ち悪くならないですか?
今、流行っている猫の種類って、そういう事なんですよ?
本当に、「可愛い」ですか?
本当は、「可哀そう」じゃないですか?
小さな小さな猫種の仔猫が亡くなりました。 わずか半年の命。
成長するだけの生命力をもたない奇形猫。 純粋種の突然変異の奇形猫は、もともと内臓や骨も奇形な事が多いのです。 萎縮した腎臓や変形した骨や肝臓、未熟な胃腸や心肺、狂った免疫系・・・そんなものを持って産まれてきます。
だから、純粋種の母親は、 生物に見えない様なモノを産む事が有る。 産まれても、息が出来ずに(呼吸する器官が奇形)死ぬ仔も居る。 母乳を飲む事が出来ない口や舌の仔も生まれる。 母乳を飲めても消化する胃腸に異常のある仔も生まれる。
さらに 離乳食を食べられない、あるいは消化できない仔もいて、ひと月くらいで死んでいく。 その後、固形食に切り替えてから、死ぬ仔も居る。 もっと後で、食物アレルギーを起こす仔も居る。 遊んでいただけで骨折する仔も、呼吸不全で突然死する仔もいる。
私は、人の気まぐれで作りだす 『高く売れそうな変形した純粋種』とは、 命をもて遊ぶという、人として最低の所業だと思っている。
わざわざ無残な奇形の仔猫を、作りだす必要なんて無い。
わざわざ作らなくても、無残な仔猫なら、道端になんぼでも落ちている。 見つからなければ、里親募集サイトを見れば、たくさんいる。
本当に可愛い仔もたくさん居るから、そこから里子をもらえば良いと思う。
もう猫を売り買いするのは、止めた方が良いと心から思う。 もちろん犬も売り買いして欲しくない。
そういう法律が出来て欲しいと心から願う。
ああ悔しい。
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