|
2011/01/15(土)
慢性疾患の猫たちは
|
|
|
病気が治る事は有りません。 ずっとずっと病気のままです。
病気のままでは、いけませんか?
治るまで、ずっとずっと、がんばらなくてはなりませんか?
もう、あと少ししか生きていられなくなっても、病院のケージの中で、まだ、がんばらなくてはいけませんか?
いつものお部屋の、 いつもの場所で、 いつもの様に眠っていてはいけませんか?
最後の時を、あなたと一緒に過ごす事は出来ませんか?
・・・って、思う事が有りました。
キセキは、拾った日から、無くなる日まで、動物病院に通っていました。 だから、一日も元気だった日はありません。 それでもキセキは、病気の体で、病気と一緒に、ただ淡々と生きていただけだったと思います。 だって、病気じゃない日は無かったんだから、治るも治らないもありません。 頑張るも何もありません。 病気もキセキの一部だったからです。 私は一度も「頑張って」とは言いませんでした。 そうして、最後まで出来るだけ、家で過ごせるようにしました。
昔々、せんべいやトキの最後をうまく看取れなくて、後悔して、決めた事が有るからです。
新しくしたキセキの水入れ。 いつも、ホタテを食べていたお皿と、おそろいの柄のお皿にしました。 ウニ姫と色違いの桜の花柄のお皿です。
|
|
|
|