こっそり猫の記録
こちらでは猫関係の本音や病気の事などを書いてます
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2009/10/30(金) トラちゃんの下痢治る
ヒルズのz/dを止めたら、下痢が治まった。
やっぱり、同じものを食べさせ続けるのは、ダメみたいです。


野分の背中の炎症のコブは、小さくなってきたけれど、まだ残ってるので、明日また病院へ行ってきます。

2009/10/24(土) 野分の下痢は治った
ヒルズの仔猫用ドライフード(キトン)がダメらしい・・・
アイムスの仔猫用に代えたら、大丈夫でした。


トラちゃんは、まだちょっと軟便。

2009/10/23(金) 野分下痢
抗生剤を飲ませたので、副作用か?
それとも、サンプルで貰ったフードが合わないのか?

とりあえずフードを変えてみた。



トラちゃんも下痢気味。
z/dを吐いている。
やっぱり、同じものが続くとダメなのかもしれない?です。
違うフードにすると言っても、もうアレルギーフードは、使い尽した感じがします。

2009/10/21(水) 仔猫が苦手な訳
たいていの人は、仔猫は可愛いと言いますが、実は私はとても苦手です。

仔猫や子犬は、先天性の疾患を持っていたり、伝染性の病気にかかりやすかったりして、
何度も何度も、1歳前に亡くしています。

それに、病気や怪我している猫も拾ってしまうせいもあって、キャンディーが来るまで、私と暮らす猫は長生きしてくれませんでした。


猫を亡くして悲しんでいると、多分、慰めているつもりなのでしょうけれど、
「猫が、飼い主の災厄を、持って逝ってくれたんだよ」とか
「可愛がっていたから、猫が身代わりになってくれたんだよ」と私に言う人が居たのです。

これが、私のトラウマのようなものを刺激して、胸をえぐられる様に辛くて、体調を崩していました。

私には、子供の頃から「近くにいる好きな者や大切な人を殺してしまう」という消せない思い込みが有るのです。
それは、人生を狂わせてしまうほど強い思いです。
その為に、大切だと思う人の近くに居る事が出来なくて、遠く離れてしまわないと生きていられないほどの強さです。

だから、誰も何も言わなくても、猫が死ぬたびに私が殺したと思っていたのです。
まるで、猫を拾っては、自分が生きながらえるために、命を奪い取っているように感じていました。


それを、消してくれたのが、龍君でした。
龍君は、白血病とエイズを発症していて、全身ガンになり末期で、すでに意識を失う程の貧血、腎臓も機能していないし、とにかく余命も無い状態でした。
他の猫に感染させてしまう恐れも有りましたけれど、家に連れ帰り、隔離して世話をしました。

龍君には、もう残りの命は有りませんでしたから、さらに私が命を奪う事は有りません。
だから、初めて猫に向かって「可愛い、大切だ、好きだ」と言えました。
いくら言っても龍君は死にませんでした。
それどころか良く食べて太って綺麗になって、私の傍で幸せそうにして、2カ月間生きて、最期の数日一気に悪化して死にました。

龍君と居る時に「私の命を使って良いから、外で苦労して病気になった龍君が、幸せに暮らす時間を与えて欲しい。病気を治す事が出来なくても幸せになってから、逝って欲しい」と願いました。
その願いは叶いました。
だから、私は周りの大切な者を殺すかもしれないけれど、生かす事も出来るのかもしれないと思えるようになったのです。

龍君には、他にもたくさんの事を教えられました。
お陰で、ちょっとだけ前向きになれました。


それでもまだ、仔猫は怖いのです。
私が長く触れていると・・・って、
だから、早く大きくなってくれないと、安心して触れないのです。

2009/10/16(金) せめて最低限の優しさを(前半)
昨日仔猫を拾いました。

そして、久しぶりに、「頭に来た〜」っていうくらい激怒した。
特に後半の方の近所の奥さんには、怒り狂うほど頭にきました。

たぶん、意外に思う人が多いかもしれないけれど・・・
ちょっと訳あって、あんまり怒らない様に、気をつけているんだけれど・・・
本来、私は非常に気が短くて怒りっぽくて頑固で、とても気性が荒い人です。

・・・ということで、ここから本題。



昨夜、遠くで仔猫の鳴く声がしていました。
たぶん捨て猫と分るような鳴き方でしたが、夜半に強い風と雨が降り雷も鳴った後には、聞こえなくなりました。


朝、仕事に出かけようとした時に、近所の人が仔猫を連れて家に来ました。

「お宅の猫じゃないですか?家の犬と仲良くなって遊んでるんだけど。」ときかれたので、

「いいえ、違いますよ。犬と仲良くなってるんなら、飼ってあげたら良いんじゃないですか」と答えると、

「お宅の猫じゃないんだ。犬と仲良くしてるし、それじゃあ、しょうがないね。」

「そうですよ。家を訪ねて来た猫は、もう自分の猫なんですよ〜飼ってあげてください。」と言うと、
その人は、「そうですね」と言って帰って行きました。

その人の家では、犬が何匹も居て、けっこう可愛がっているので、大丈夫だと思ったのです。



でも、その後すぐ、私たちが出掛ける時に、また仔猫の鳴き声がしていました。
気になって、車の中で、夫婦で話しました。

「まさか、外で飼おうって思ってるのかな?」

「そうだったら、後で室内飼いするように言った方が良いね」

「でも、もしかして、飼うの止めたのかな?」

「奥さんと息子がぜんそくだから、ダメって言われたのかな?」

「もしそうだったら・・・家で飼うか〜?」

「今朝の雰囲気だったら、飼ってもらえそうだったけれど、もしダメだったら、下手に放っておいて、怪我とか病気とかされてからより、さっさと飼っちゃった方が良いかも?」

「でも、今の家の状態だと、ちゃんとした世話ができるかどうか、分かんないよね。」

そう、ダンナ君は病気療養中で仕事ができない状態だし、私の年齢を考えても、将来的に、途中で投げ出すような事になったら無責任・・・と考えると、仔猫を飼うのは、さすがに躊躇しました。

2009/10/15(木) せめて最低限の優しさを(後半)
数時間後、用事を済ませて、家に帰ると、仔猫は居ませんでした。
「じゃあ、お家に入れてもらったんだ」と思いました。


だけど、洗濯物を取り込もうとしてベランダに出ると、近所の奥さん2人に仔猫がまとわりついて鳴いていました。
2人が仔猫を撫でながら、会話する声が、とぎれとぎれに聞こえてきました。

「可愛いわね・・・」

「人懐っこいし・・・」

「昨夜から・・・」

そのうちに、気になる一言が聞こえました。
「可哀そうだけど・・・」

だけど・・・だけど何?・・・と思って、1階に居るダンナ君のところに行って、
「仔猫がまた外に居て、近所の奥さんが撫でたりして話してるけど、なんとなく不味い雰囲気がする」
と話しました。


2人で外に出てみると、仔猫も奥さんたちも居ません。
胸騒ぎがしたので、奥さんたちが話していたところに行ってみると、数分後に一人の奥さんが、戻ってきました。


「仔猫は?」と聞くと、

「今、畑の方に置いてきたわよ」

(間に合わなかった?)

たぶん顔が変わったんじゃないかと思うくらい、一気に頭にきて、
「どこの畑ですか」と、私が言うと、

「あっちの方の畑。」

「あっちって、どこら辺ですか?」

「すぐそこよ。抱っこして、連れていったのよ〜。
そしたら偉いものだわね。畑に行ったら、ちゃんと自分でピョンって飛び降りて走って行ったわよ。
分かるのねえ。・・・小さくてもねえ。
すごく良い猫で、可愛くて、人慣れしてるから、飼いやすいわよ、きっと・・・」


それどころじゃありません。
近所でカラスが成猫を襲っているのを見た事が有るのです。
そのカラスが、さっき畑の方に飛んでいったのを見ました。

だらだら、言い訳も交えて、話し続ける奥さんに
「だから、どこの畑に置いてきたんですか?」と繰り返して尋ねても、答えません。


掴みかかってぶん殴っても仕方ないし、とにかく仔猫が先だ!と思って、指さす方に走りました。

もう、だんだんうす暗くなり始めているのに、見つけられなかったらと思うと、もう・・・


恥も外聞もなく、「にゃんにゃん」言って、呼びながら、けっこう広い果樹園や田んぼや畑の中を歩き回りました。
たぶん、怖がっているだろうから、走って近づくわけにはいかないので、
足音をたてないように、気をつけて、
でも、出来るだけ早歩きで、「大丈夫だから出ておいで」って祈る様な気持ちで探す間に、胃が痛くなってきました。

やがて、廃材を集めて積み上げている場所から、小さく答える声がしました。
近づいて、呼ぶと、姿が見えて、もう泣きそうでした。


すくいあげるように抱いて、後から追いかけてきたダンナ君に見せて、2人で家に向かうと、仔猫を捨てに行った奥さんが庭に水をまいていました。

仔猫を見せたくないからシャツの中に入れて、横を通ると、
「可愛い猫でしょう。人慣れしてるしね。良い猫だよね。良かったわね。・・・」だらだら話しかけてきました。

私は無言で(うるせえ〜くそ婆。命を何って思ってやがる。てめえも同じ目に会いやがれ!)と、返事もしないで睨みつけました。

家に着いたらすぐキャリーに入れて、獣医に行って、肺に穴があいているのを知らされました。
朝さっさと受け取らなかった自分にも、ものすごく腹が立ったけれど、
捨てに行った奥さんの行動と言い方にも怒り心頭、ものすご〜っく頭にきました。


拾ってくれなくても、飼ってくれなくても良いから、なんで放っておいてくれなかったの?
自分の家の周りで鳴かれるのが嫌だから、目の前から消えてくれさえすればよいからって、なぜ捕まえて人気が無いような場所に捨てに行ったりするの?
なぜ、助けてくれなくても良いから、せめて放っておいてくれないんだろう?
撫でて抱っこして「可愛いわね」って言って、すりすりして甘えた声で鳴いている仔猫を、なぜ川まで連れて行ったの?
「小さいのに、ちゃんとわかってるのね。頭が良いのね。自分で飛び降りて畑に隠れた・・・」って、あんた何しようとしてたの?


ケージを組み立てて、温かい寝床を用意して、水を飲ませてご飯を食べさせて、仔猫が落ち着いてから、
久しぶりに、猫が居ない部屋で怒鳴りまくりました。

ダンナ君は黙って聞いていて、やがて、「川に捨てられなくて、良かったよ。」と言いました。
私は、「そしたら、飛び込んで探すけどさ。生きててくれて良かったよ。もし生きていなかったら、自分を許せないところだった。」と答えました。

怒りの半分は、自分に向けてのものでした。

私は虐待されて育ったけれど、その時に誰も助けてくれませんでした。
見捨てられる辛さは身にしみています。
だから幼いころに「自分の出来うる限り、助けを呼ぶ声に答える」と自分に約束しました。
でも今回は、その約束を破ってしまうところでした。
だから、夜中まで、自分と近所の人に対する怒りが治まらず、ほんとに大変でした。


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