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2006/07/24(月)
宇佐神宮(宇佐八幡宮)
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宇佐神宮(宇佐八幡宮) 宇佐神宮(宇佐八幡宮)は全国4万600社余りあるといわれている八幡宮の総本社です。約43万平方メートルの境内に、イチイガシ等の太古からの原生林が生い茂っており、その中に外宮や摂社、末社のほか神橋・呉橋・能楽殿・宝物館などの建築物があります。荘厳な勅使門の後ろに、檜皮葺き、白壁、朱塗り柱が特徴の本殿があり「八幡造り」と呼ばれ、その珍しい建築方式ゆえに国宝に指定されています。
御分社の創立 奈良時代の749年八幡神は奈良の都にのぼり、物心ともに協力し完成した東大寺の大仏を拝し、朝廷からは破格の位と褒賞を授かりました。このことから東大寺境内に手向山(たむけやま)八幡宮が創設されました。また、平安初期の860年平安京を鎮護するため京都山城国男山の地に石清水(いわしみず)八幡宮が創設されました。その後1191年源氏が、鎌倉幕府の鎮護として石清水を鎌倉に祀り「鶴岡八幡宮」とした。つまり、鶴岡八幡宮は宇佐神宮の孫にあたる。その後武勇の神様として急速に全国に広まりました。 放生会は、仏教の殺生戒に基づいて生物を放って供養する儀式で、神仏混淆の時代には神事として行なわれ、宇佐八幡宮で始まってから、京都の石清水八幡宮の行事となり、さらに鎌倉鶴岡をはじめ、各地の八幡社に広まったとのことです。
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