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2006/07/12(水)
23霊泉が湧き出る石清水社
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石清水社は、松花堂昭乗が住んでいた瀧本坊跡の西側にあり、石清水八幡宮の摂社のひとつである。社殿の前には「石清水の井」があり、」古来皇室や将軍家の祈祷の際には、この井から水を汲んで本殿に献上するのを例にした。 石清水社の起こりは、八幡宮が貞観2年(860)に遷座する以前にさかのぼる。それは、私たちの祖先が男山から湧き出る清泉を神として祀っていたもので、社名もそれにちなんで付された。社前には石造りの鳥居があるが、これには松花堂昭乗の筆で、寛永13年(1636)京都所司代、板倉重宗が寄進した旨が記されている。泉は鳥居の奥にあり、岩間から今なお清水が湧き出ている。その右側には社殿がみえる。草色の格子塀と背後を崖に囲まれた社殿の朱塗りが映える。石清水社の祭神は天御中主命である。 男山には、「石清水の井」を含め、5つの井戸が残っている。 (ぶらり八幡浪漫街道をゆく より引用)
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