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2006/11/15(水)
いじめ相談
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相談相手などの推移 「いじめ」にあった子どもの3人に1人は誰にもいじめのことを相談していないことが、警察庁より報告 がありました。 いじめが原因になった昨年1年間の事件を警察庁が分析したところ、被害に独り苦しむ子どもたちの 姿が浮かび上がり、こうした子どもの割合は年々増え、01年の約5倍に上るそうです。
同庁によると、傷害や暴行など、いじめによる事件は02年の94件から毎年増えており、 昨年は165件。過去10年間では、00年(170件)に次いで2番目に多かった。 検挙・補導された326人の内訳は、中学生240人、高校生63人、小学生23人で、 被害にあった203人に相談相手(複数回答)について尋ねたところ、・・・ 保護者に相談したのは41%で01年の65%の約3分の2に減少。 一方で、誰にも相談しなかったのは35%で01年の7%から急増した。 教師は31%。 身近な人を相談相手に選んだ子どもの割合が伸び悩む一方で、・・・ 警察など第三者の相談機関に相談したのが13%と、01年の6%から4年間で倍増した。
また、加害児童・生徒にいじめの動機(複数回答)を尋ねたところ、「力が弱い・無抵抗だから」が 27.3%で最も多く、「いい子ぶる・なまいきだから」の27.0%が続き、「よくうそをつく」 「動作が鈍い」がそれぞれ11.7%と11.3%だったそうです。
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