小北ゆきひろの日記
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2005/09/28(水) 08放生川の鯉物語
男山の麓、放生川のほとりに仲のよい母と子の二人が住んでいた。その子は、とても親想いの
優しい子であった。
ある日のこと、母が重い病いにかかり、寝込んでしまった。子は一生懸命に看病したが、一向に
良くならない。そんなとき「鯉の生き血を飲ませると、重い病いでも良くなる」という噂を聞いた。
しかし、放生川は「殺生禁断」、生き物を捕ってはならないところ。それでも、母を見殺し
にはできないと、子は放生川に入り、大きな緋鯉を捕らえ、その生き血を母に飲ませたのだった。
すると、母は見る見る元気になった。
殺生禁断の法を破った子は、その罪を償おうと、役人に名乗り出た。しかし、その健気さに
役人は心を打たれ、罰することはなかった。その後、長患いしたときに、生きた鯉の代わりに
紙で作った真鯉と緋鯉を枕の下に敷くと、病が治るという言い伝えが残った。そして、いつしか、
「床ずれが治る」といわれるようになり、「紙鯉」は石清水八幡宮参拝のお土産になったという。
(ぶらり八幡浪漫街道をゆくより引用)


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