小北ゆきひろの日記
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2005/10/07(金) 11単伝庵で落書き祈願
古くは神原町にあったとされ、一時中絶の後、男山中腹にあった48坊のひとつ、法童坊に預かり
置かれていた。
単伝庵は、別名「らくがき寺」として知られているユニークな寺である。山門を入った正面には
大黒堂という御堂がある。この御堂の白い内壁が、願いを託した落書きで真っ黒になっている。
落書きは、年齢や性別、時代を問わず、人間生活における心の遊びでもあるといえる。
平城宮跡の発掘調査でも、木簡や土器などの遺物のなかに、いろんな落書きが見つかっている。
さらに9世紀の嵯峨天皇の時代(809822)になると、落文(おとしぶみ)とか落首などと称して、
政治、社会を批判するものがみられ、これらは匿名の文書を道に落としたり、門壁になどに
貼り付けて衆人の目に触れさせるといったものであった。
こうした落書きは、公式文書には見られず、人々の「本音」があり、当時の世情を知る
重要な手がかりとなっている。
単伝庵を訪れる人々も、筆を持って白い壁に向かうときの緊張感と真剣さが、大願成就に
結びついてるのかも知れない。
(ぶらり八幡浪漫街道をゆくより引用)


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