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2006/05/17(水)
貴方達に出会えて…
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俺は今まで人に頼って、すがりついてばっかりの中で生きてきた。要領よく、うまいこと嫌な現実から逃げながら暮らしとった。そんで、それが当たり前やと思ってた。今が楽しい、自分が楽しいのが一番やろうって思ってた。
でもある日、一人の人間の些細な話で、俺の中の今まで隠れとった自分が出てきたんよ。それは「現実と向きあい、強く前を見て生きていく自分」やったんやね。結局その瞬間に俺は今までの自分が崩れていったんよ。そんで「俺はなにしてたんやろう」「俺は悩んでいる人一人も救われへんのか」とか、いろんな事を考え出したのよ。 おまけに、「あの日あの人に会わんかったら、話も聞かんで、俺自身も悩まんで良かったかもしれん」っていう訳の分からん考えも頭をよぎった。そやけど、〜たら、〜ればって言い出したらキリないからね。結局これも運命で、ここで俺がこうやって悩む事になるのも運命やったんやろうなって思うようになってん。
俺は自分がこうやって悩んで、つぶれそうになった時に、「この思いを誰かにぶちまけたい」って思うねん(多分俺だけやないと思うけど)。「誰か俺に手を差し伸べてくれ」「誰か俺の背中を押してくれ」とも思うよ。だからそういうときに、真剣に話のできる友人の素晴らしさを痛感したんよ。俺は正直、今までずっと「何でも一人でやったる」って思ってて、実際できてるつもりやった。でもそうやなかったね。結局自分の見えてる部分なんてほんの少しやったんよ。「そんなことにもし、今このまま気づかんかったらどうなってたやろう」って思うとゾッとするよ。もしかしたらもっと早く気づけたんかも知れんけどね。ほんで今、自分の考え、思いを吐き出したくてここに書いてるんよ。とにかく今はここしか吐き出すところがあらへんからね。 とにかく、これからは周りの友人・家族らと、支えあいながら生きていくつもりやで。人間一人では生きていかれへんからね。
最後に、私を支えてくださっている皆さんに感謝します。これからもこんなちっぽけな男を、どうかよろしくお願いします。
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