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2006/05/12(金)
あれから
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高校一年の時、ある人に出会いました。 私はその人とほとんど話すこともできずに、結局その人は学校から去ってしまいました。
あれから一年ちょっと経ち、明日その人と会って話をすることになりました。 私は人見知りなので、見知らぬ人に初めからどんどん喋っていける人間ではありません。おまけに相手も人見知りの場合は、余程のきっかけがなければろくに話もできません。結局そんな状態のまま、もう会えなくなってしまったのです。
ところがふとしたことから再会し、今に至るわけですが、私はこの人に悪い事をしたなぁとずっと思っていました。というのも、この人に限らないのですが、話しかけられても素っ気ない返事しかできず、目すら会わせられなかった私の対応が申し訳なく、自分でも悔しかったからです。今は少しだけ進歩したつもりですが、どうでしょうね。自分ではわかりませんからね。
ある日道でふっとすれ違ったその時に、「今声をかけないと悔やむ事になる」と思い、その人の名前を呼び、半年ぶりぐらいに会ったのです。しかしその時も他愛もない話だけして、すぐに別れてしまいました。 結局私は何も変わっていなかったのです。 それから何度か偶然会ったのですが、私はいつも言えないままでした。
そして、そうやって自分への苛立ちとその人への申し訳なさも含めて明日話をしてきます。もう自分に嘘をつきたくありません。 その旨をしっかり伝え、また、相手の話も聞いて、中身のある会談にしたいと思います。
真剣に話のできる友達がいることの素晴らしさを、明日は痛感してきます。
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