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2006/05/11(木)
葛藤
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実は私はほかの人よりも少し記憶力が優れております。 「自分が幼少の頃ここでこういうことをしていた」「昔会ったときこの人はこんな感じだった」などと、昔の事を普通に覚えているのです。それだけでなく、テスト前なども単語や方程式などは比較的すっと頭に入ります。
と、いいことばかりのようですが、そうでもないんですよね。 というのも、「〜年前ここでこの人が俺の悪口を言ってた」「前はここであいつと喧嘩した」など、いやな思い出も片っ端から覚えているのです。これもおそらく人を信じられなくなってしまった原因のひとつだと思っています。 こういう場合、みなさん忘れようとしますよね。辛いことなどはできるだけ忘れて、楽しくいきたいと願うのは私も同じです(もちろん私が最近言っているように現実と向きあうことも大事ですが)。ところがなんと、これが全く忘れられません。それどころか忘れようとするほど脳裏に焼きついてしまい、もう忘れられなくなってしまうのです。困ったものです。 私はほかの人に比べて、ほんの些細な事でひどく傷つきます。道端で虫が死んでいたり、人や自分の悪口を聞いたり、ほかにも色々ありますが、とにかく傷つきやすいです。なので、昔あった思い出したくないことがまだ頭にあり、時々ふっと思い出しては傷ついています。
ですがこれではいけませんよね。これでは前へ進めませんよね。 これから生きていく中で、嬉しいことも悲しいこともたくさん待っているでしょう。そういう時にいちいち傷ついていたら体が持ちません。最近の葛藤とともに、自分のこういう部分についても考えていました。 そして結論として、「たとえどれだけかかっても、気持ちを切り替え、忘れていくしかない」と思うようにしたのです。 この答えが正しいかどうかは分かりません。ただ私は、今はこうやって少しでも答えを出し、解決へ向かっていく事が大事だと考えています。私は自分の問題点を直していく事で、自分を信じ、自信を持って生きていきたいのです。そして少しずつ理想の自分へ近づいていければ、これほど素晴らしいことはありませんよね。
――とまぁ、最近重い感じの日記が目立ちますが、今はこういうときなんです。大目に見てくださいね…。
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