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2005/07/01(金)
新しい教科書
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今日は、新しい教科書が展示されている施設へ出かけたので、ついでに、新しい教科書を見ることにしました。 教科書については、5年くらい前に従軍慰安婦がどの程度、小・中学校の教科書で扱われているのか調べてみたことがありました。(ボランティアで参加していた冊子の下調べのために。) テレビや教科書問題を気にかけている人の話を聞いて、それぞれの教科書を読み比べた自分なら、多少、何が変わったがわかるかも……そう思いながら行くと、Wさんに会いました。 Wさんは市議会議員でもあります。私は、市議会議員として仕事しているWさんを見た事はありませんが、私が図書館に何か調べに行くと、よくお見かけしました。きっと、気まぐれで、よっぽど暇じゃないとそんなことをしない私とは違い、いつもいろんなことを調べていらっしゃるのだと思います。 教科書を見ることだけでなく、Wさんからいろいろお話を伺えたこと、いろんなことに踏み出せない臆病者になっていた私を励ましてくださったり。 いつまでも変わらないWさんとユラユラ揺れ動く教科書。日本での最後の戦争が終わって60年。 いい所もずいぶん増え、でも、かくしてしまっているところもある新しい教科書は、まだ、いろいろなことを選択できない日本そのもののようでした。
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