家主ケロケロぴーのあとから思い出し思い出しながらの日記です。
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2005/07/11(月) 街道をゆく
前にも書いたかもしれないけれど、旅行へ行ったあと、司馬遼太郎氏の「街道をゆく」シリーズにその土地の部分があれば、購入して、読んでいる。今回は、この間の旅行の部分「越前の諸道」を読み始めた。(まだ真ん中までくらい)
この部分を執筆されたときというのは、ずいぶん前だと思うのだが、私の印象とこの本から感じられる司馬氏の印象が同じであることに驚く。
『平泉寺のあの50円の庭に司馬さんも行ったんだ』
『(同じ旅館に泊まったのだが)若い女将さんって書いてあったけど、もう、ずいぶんのお年だった。でも、昔はきれいそうな人』
『永平寺について、同じ印象だな』
『私もなんとなく、この地形って豪雪地帯かなと思って人に聞いたけど、司馬さんもそのことに言及してる』
たいていの他の本は、印象が違っていたりするのだが、この越前の部分は共通することが多い。この地域が変わらないのか。それとも、あんまり、観光地化してない(永平寺をのぞいて)からなのか。
無理をすれば日帰りも可能だし、一泊すれば結構まわれる距離の福井。春の旅行で行った山陰山陽。ツアーにもない、人もあんまり来ないようないいところは、まだまだ日本にはたくさんある。京都奈良などの観光地だけじゃない。そうした素敵な場所をこれからも見つけていきたい。司馬氏の「街道をゆく」を読んで、私の楽しみをこれからも増やしていきたい。

2005/07/10(日) プチ家出
プチ家出した。
どこにとまったかとか、どこで時間を過ごしたかは内緒。
ゆっくり、景色のよいところで、ケーキを食べて、ぼんやりした。久々に大雨の中、車で走った。いろいろなことを考える時間があった。
家出先があると、なんだかホッとする。実は、高校や大学生のとき、何かあったら、あそこへ行こうと決めていた所があった。そういうところがあると、逆に家出はしないものだ。今回も、行き場所があった。あるってことだけで幸せになれる。
いろいろ行こうかと思ったが、結局は、仕事やらいろんなことがあったので、行かず、最終的に家に帰る。帰る先があるのも幸せなのだ。

2005/07/01(金) 新しい教科書
今日は、新しい教科書が展示されている施設へ出かけたので、ついでに、新しい教科書を見ることにしました。
教科書については、5年くらい前に従軍慰安婦がどの程度、小・中学校の教科書で扱われているのか調べてみたことがありました。(ボランティアで参加していた冊子の下調べのために。)
テレビや教科書問題を気にかけている人の話を聞いて、それぞれの教科書を読み比べた自分なら、多少、何が変わったがわかるかも……そう思いながら行くと、Wさんに会いました。
Wさんは市議会議員でもあります。私は、市議会議員として仕事しているWさんを見た事はありませんが、私が図書館に何か調べに行くと、よくお見かけしました。きっと、気まぐれで、よっぽど暇じゃないとそんなことをしない私とは違い、いつもいろんなことを調べていらっしゃるのだと思います。
教科書を見ることだけでなく、Wさんからいろいろお話を伺えたこと、いろんなことに踏み出せない臆病者になっていた私を励ましてくださったり。
いつまでも変わらないWさんとユラユラ揺れ動く教科書。日本での最後の戦争が終わって60年。
いい所もずいぶん増え、でも、かくしてしまっているところもある新しい教科書は、まだ、いろいろなことを選択できない日本そのもののようでした。


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