|
2004/10/19(火)
浅田次郎氏の講演
|
|
|
今日は、浅田次郎氏の講演を聞きにいくため、瀬戸市へ行きました。 岡多瀬戸線(現愛知環状鉄道)と言う名の路線は、子どもの頃からずっと耳にしていたので、なんとなく、このルートで行けると思いつつも、初めての瀬戸市。会場の位置は、パンフレットの地図を鵜呑みにしていたのですが、実際の地図で見当たらないので、直接会場に問い合わせをしました。当初向かう予定の駅からは、歩いてはとても行けない距離だというので、一旦通り越して、一度別の鉄道に乗り換える……と、片道3時間くらいかかってしまう行程。せっかく、往復はがきで申し込んで得た入場整理券ですし、仕事も半日で切り上げたし、台風の影響は、まだなさそうだし……ということで、出かけました。 今日のお題は「新選組とその時代」。話はそれて、どちらかというと、幕末から現在の間の時代についての話で、この時代こそ、浅田氏の作品の舞台であること、この時代の歴史を学ぶことの重要性をおっしゃっていました。浅田氏のこれまでの作品・これからの作品、または、書いている意図などがわかり、時間をかけて行ったかいが、わたしにはありました。(新選組の話よりこの方が良かった(^.^)) フィクションを滅多に読まない私ですが、浅田氏の作品は(特に時代モノ)は、わたしが書きたい時代モノ・歴史モノに近い感覚で書かれている(他の方の歴史モノは、知識の羅列または濡れ場で面白みが欠けているなあと)ので、こんな風に書けたら……と楽しく読めます。歴史をちゃんと習っていないとご謙遜なお言葉もありましたが、できる限り調べた上で書かれているというお話、時間がないと言って調べられないわたしの胸にチクチク刺さりました。 今回の長い往復の間、宮城谷昌光氏の本(「歴史の活力」)を読んでいたのですが、帰りは特に真剣に読みました。早く歴史モノが書けるぐらい知識を貯めなきゃ……
|
|
|
|