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2020/09/20(日)
お彼岸入り
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今日は彼岸の入り。彼岸明けは26日である。亡き父のつくった大きなおはぎを想いだした。それはそれは大きなおはぎをつくってくれたものである。船乗りを定年退職をして家に帰ってからのことではあるが。それとあわせて庭の萩の花が散り始めた。はらはらと切なく散る様は彼岸にふさわしく思われる。曼殊沙華も真っ赤な花を咲かせ始めた。彼岸花と言われる由縁であろう。死人花とか幽霊花と言われる由縁はお墓に植えられた所為であろう。種は付けない花なので植えない限りは広がらない花である。中国由来と聞くので人々が植えて川岸や土手に植えたのであろう。川の水に晒して灰汁抜きをして食糧難の時には食べたとも聞く。この時期にはわたしが住んでいる日近の土手は真っ赤になる。写真家が毎年録りに来られる。すると思いだす山頭火の句がある。 酔うてこほろぎと寝ていたよ さあて今夜はこほろぎと寝るとするか。
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