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2018/10/31(水)
とうとう操山高校へ入学
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とうとう入学式の日が来た。わが家から操山高校までは自転車でおよそ30分の道のりである。まず奥田の岡電バスターミナルへ出て北上すると清輝橋へ出る。そこからの電車道を北上すると、 T字に交差する柳川交差点に出る。そこは岡山駅前通り、今でいう桃太郎大通りである。そこをさらに北上すると後楽園へ行く道との交差点がある。そこを右折すると後楽園に出る。ちょっとした坂道を駆け上がらなければならないが、若いということは素敵なことだ。何の苦もなく登れた。相生橋を渡って後楽園前に出るとそこを左折する。そして次に右折して、しばらく東進してから左折すると2,3分行くと操山高校が右手にある。校門を入ると正面に入学式会場である体育館があった。その前に巨大なヒマラヤ杉の大木がわたしを出迎え、歓迎してくれた。岡輝中学校からの新入生は後で知ったが10人(11人だったかも)だったはずだ。朝日高校がへは8人(いや、9人だったかもしれない)だったようだ。しかし、岡輝中学の上位50名との交流はまったくなかったわたしは孤独であった。一緒に行く友人はゼロであった。しかし、当時のわたしはそのようなことを意に介することはことはまったくなかった。恐れもなかった。体育館の前に立って、ヒマラヤ杉を見上げて、(大きいのう)と思って入学式会場に入った。内藤校長のご挨拶の中でオオと思ったことは「文武両道をめざせ」ということであった。「必ず部活をするように」とのことで、「大学受験勉強のみをしてはならない。この時期は友人を作り、大いに青春を謳歌してほしい」とのことであった。後で知ったことであるが、これが操山高校が朝日高校とは違う校風であったようだ。わたしの在学当時の操山、朝日両校の対抗戦である操朝戦の成績は操山高校が勝利を納めていた。だが、この操山高校もそれほど甘くはなかったもののわたしの鈍感力がそれを克服したのかも知れない。
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