たばたけんじの日記 (田畑 賢司)
元 岡山市議会議員 田畑けんじ の日々思うこと…
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2017/09/21(木) 魚の小骨(53)ブッシュってどんな人?
ブッシュ(子)大統領ってどんな人だったのだろう?スポーツは得意だったが一流とまではいかなかったようだ。勉強もさほどではなかったようだ。特徴は父がアメリカの大統領で親子2代にわたる大統領だったことであろう。最大の特徴は石油に関連、熟知していたことであろう!彼はテキサスの石油工業会社に就職していたが1978年のテキサス州下院議員選挙に出馬。しかし、落選・敗北という結果となった。そこで、石油会社にまた戻るが、その後、アーバスト・エネルギー、スぺクタン・7、ハーケン・エネルギーの会社社長、CEO を勤めている。つまり世界の原油算出国、石油会社との取引を行っていたということである。彼が中東の石油の利権を争っていたことに疑う余地はない。また、彼はキリスト教右派であり、彼の支持者が中東の利権追及の主役であったという事実も疑う余地がない。彼はその後テキサス州知事に当選し、「次は国のトップだ。親父を越える」と2000年の大統領就任をめざした。その際、次のテキサス州知事に弟を当選させている。この大統領選挙はアメリカの大統領選挙史上最大の接戦だったという。今回のトランプ氏とクリントン氏との選挙と同様の展開であった。一般投票で500票少なかったものの弟が知事を務めるテキサス州の選挙人25人を得たために選挙人投票で5票相手候補を上回り、大統領となった。彼は大統領に就任したものの支持率は低迷し、ひどく悩んでいた。そこへ9カ月目の異変である。9.11同時多発テロの発生である。3日後の9月14日、彼はテロの現場であるグラウンドゼロの見舞いに訪れ、救助活動に奔走する警察官や消防士を激励した。そして、彼は、十分な検証をしないまま「このテロはウサマ・ビンラディン率いるアルカイダの仕業だ」と断定し、アフガン戦争を始めることとなる。「テロは許さない」というメッセージは世界の共通認識となっていった。支持率は最高に跳ね上がった。そして「パトリオット法」(愛国者法)を議決させ、アメリカ国民を戦争へと駆り立てた。こうして2002年1月の一般教書で「イラク、イラン、北朝鮮は大量破壊兵器を開発、所有するならず者国家である」と名指しで非難した。そして、イラク戦争へと向かって行くのであった。ブッシュ大統領とウサマ・ビンラディンとは旧知の間柄であったとも言われている。アフガン戦争、イラク戦争の裏の裏の底には「原油をめぐる利権」が渦巻いていたことを窺い知ることができる。大量破壊兵器の開発、所有でイラクやイランとの軍事行動をも辞さないアメリカの対応と原油もなく労働力だけが資産の北朝鮮を放置したアメリカの対応の違いはここにある。アメリカは北朝鮮を相手にしても利益にならないのである。しかし、そのツケが今回って来たような気がしないではない。北朝鮮・金正恩が「イラクのフセインは核兵器を持っていなかったから殺されたのだ」という理由もここにある。今となっては手遅れの感もある北朝鮮の核兵器開発がアメリカを直接に脅す段階となって核兵器開発は許されない、お前は最悪の事態を迎えるぞとの脅しには脅しの対応。だが、国連が核兵器保有を認めた米・英・仏・露・中の5か国と国連が認めていないインド、パキスタン、イスラエルの3か国の8か国だけが核兵器を保有してもよくて他の国はダメという論理は破綻しているのではないだろうか?今回国連の122か国が核兵器禁止条約の決議に賛成した。昨日そのうちの42か国の署名式が行われた。もちろん現在の核兵器保有8か国は賛同しないで反対している。まことに残念ながら、世界で唯一の被爆国日本が反対して世界の国々からひんしゅくを買っている。日本人としては本当に恥ずかしい限りであるが、それはさておき、9.11同時多発テロの自作自演説もあながち嘘とは言えないと思えてくる。


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