|
2017/09/13(水)
魚の小骨(46)核兵器は人道上許されない
|
|
|
今日は晴天に恵まれたが週末は台風18号が近づいてきたので大雨になるかもしれないという。まだまだ残暑が厳しいものの秋だなあと思う。草刈りをしているとあちらこちらに曼殊沙華がにょっきりにょきにょき頭を出している。中国の大手4銀行が北朝鮮に対して口座の取引制限をしたことが9日に分かった。こちらもホットな話題である。国連安保理とは別の中国独自の制裁だとのこと。北朝鮮人名義の新規口座開設や既存講座からの送金などを一部取引停止にしたことにより北朝鮮側の支払いが困難となり中国からの石油輸出が急減したようだ。中国としても北朝鮮の核開発は脅威となるようだ。一方、政権瓦解による難民問題も頭痛の種であろう。ところがロシアのプーチン大統領は意に介していないようだ。北朝鮮の建国記念日に祝電を送ったという。日本はどうか?日本は何もせず北朝鮮問題を利用して軍事費を増やそうとしているだけである。防衛省の概算要求は5兆2551億円にも上っている。世界で唯一の核被爆国日本が「核兵器は容認できない。北朝鮮が保有するべきではない。人道上許せない行為だ」というメッセ―ジさえだせない安倍自公政権の体たらくである。この事実は将来日本も核兵器を持ちたいと思っているからに違いない。こうした状況の中で北朝鮮は国連の制裁決議に対し「米国に最大限の苦痛を与える用意がある」と脅しをかけている。金正恩の昨年の演説の続きはこの脅しの裏付けとなる演説であった。未曽有の経済困難の中でも父は外資導入に反対したとのエピソードをあげながら「幹部や党員、勤労者を自強力第一主義で武装させてこそ、事大主義や輸入病(輸入への依存)を根絶やしにし、社会主義強硬建設で現れるあらゆる問題を解決できる」と。本当に彼はそう信じているのであろうか。そうだとすれば小児病であろう。世界で孤立して生きるには正義がいる。だが、北朝鮮の核開発に正義はない。人道上許されない行為である。社会主義を強硬に建設?社会主義が人道上許されない行為をしてはならないはずである。しかるに彼は祖国の間違った未来を次のように描いて見せた。
|
|
|