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2017/08/06(日)
魚の小骨(9)敵基地攻撃能力とは?
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今日は広島に原爆が投下された日である。広島、長崎に原爆が投下された被爆国日本が国連での核兵器禁止条約締結に反対するとは何とも嘆かわしい限りである。ところが、さらに安倍総理は様々な疑惑を払拭しようと内閣改造に踏み切り、国民に謝罪しながら、防衛大綱の見直しを指示し、防衛省が「敵基地攻撃能力」保有の検討に入るという。メドは来夏という異例の速さである。もちろん北朝鮮のミサイル実射という挑発を利用してのことである。この事態を考えると、安倍総理は「見てろ!支持さえ回復すればいいんだ」と心の中で舌を出しているに違いない。敵基地攻撃能力保有とはどういうことなのか?とても分かりにくい言葉である。要するに、日本へミサイル発射を挑発したり、準備したり、発射すれば日本のイージス艦及び戦闘機からミサイル攻撃をする装備を持つということである。つまり、挑発・準備段階であれば事前攻撃をするということになる。核兵器の保有及び使用は憲法に抵触しないという無茶苦茶な国会答弁はこのために行われたと思われる。自衛隊のミサイル装備はすぐにでも出来る状態にある。宇宙開発という国策遂行の中でミサイル開発が進められてきた。現在では、三菱の手中にあるが、日本のミサイル技術は特に優れていると言われている。核弾頭はどうか?原子力発電の廃核燃料があればいつでも作れるそうだ。だから、欧米諸国が日本の廃核燃料が多すぎると処理を要求している。東芝は何故原子力発電に手を出したのか?わたしは核開発が念頭にあったと推測している。核弾頭の生産をするとなればミサイルは三菱、核弾頭は三井ということになるのではないか!?とわたしは思う。財務上の大失態をしなければそうなっていたはずである。それではイージス艦は?日本の造船技術があれば不可能ではないはずである。それでは戦闘機は?
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