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2017/04/13(木)
たかが大統領、されど大統領
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米国の大統領の影響力の大きさには昨年11月以来驚かされ続けている。昨日はトランプ氏が「ドルが高すぎる」と発言した。すると円買いドル売りとなり、1日で1円も円が高くなった。株価は大荒れで昨日と今日の2日で320円(日経平均)も下がった。1か月前の先月13日の日経平均株価が19633円だったので今日の株価18426円と比べると1月で1200円以上も値下がりしたことになる。トランプ氏が「中国も、日本も為替操作をしている」と批判を続けた結果でもある。今回のシリア攻撃で米国内のトランプ支持率が上がったという。共和党も民主党もシリア攻撃を支持したという。つまり「世界の警察アメリカの再来」を歓迎したというのだ。武力で世界を牛耳るアメリカに未来はないと思うのだが、北朝鮮のドン(金)も含めて武力依存である。トランプ氏の場合も「たかが大統領、されど大統領」という絶大な権力を持っているだけに恐ろしい。戦争という事態だけは避けてほしいものだ。武力は地球国家のみが所有するという形態に変えてほしいものだ。
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