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2017/04/01(土)
燕がやってきた
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今朝のことである。聞きなれた鳴き声がする。家の周囲を見渡すと東側の壁の去年の巣に燕がやってきていたのだ。この巣は特別高いところにある。この巣であの独特のジイ、ジイ、チイチチチと鳴いている。燕は自分が巣立った巣を覚えているのだろうか?多分覚えているに違いない。遠い遠い旅をしてきたに違いない。そう思えば愛しさが増してくる。去年この巣の雛を狙って大きな蛇が途中まで登ってはドタン、また登ってはドタンと落ちてくる状況を何日も経験した。あの恐怖を経験した雛であろう。それにもめげず大きく成長してまた戻ってきた燕に「ご苦労さん。ありがとう。今年もよろしく」と声をかけた。この子が一番乗りだから次々とまた彼らや彼女らが戻ってくるだろう。最初は一つだった彼らの巣は昨年は五つになっていた。もうこれ以上増やさないでと思うが、まあ増えれば増えたで仕方がないやとも思いつつ。
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