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2017/04/23(日)
積極的平和主義の効果は?
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米軍空母カール・ビンソンの部隊と日本の海上自衛隊が共同訓練を始めたという。カール・ビンソンの航路がトランプ大統領の北朝鮮威嚇発言とは異なる方向へ向かっていたと報道されたことへの軌道修正が行われた結果なのであろう。いずれにしても核兵器の使用可能な今日の戦争は一般市民が標的となる。北朝鮮がもしも、・・・もしも・・・万万万が一の場合の標的は韓国、及び日本であろう。日本政府は北朝鮮がミサイルを発射したら化学兵器を想定して手ぬぐいなどで口を覆って逃げろという。だが、そんなことは出来っこない。第一、日本政府は北が失敗したというミサイルの発射さえ正確に知っていない。米軍発表をオウム返しに報道させているに過ぎない。にもかかわらず国民の不安を煽り、身の危険を守るには安保及び米軍しかない、と思い込ませている。だが、本当にそうだろうか。日本が平和憲法に示されたとおり武力ではない平和外交に徹すれば、核兵器禁止という世界の流れに率先して働けば(現在の安倍政権のように逆行するのではなく)、米軍基地を無くせば、日本が狙われることはないのではないだろうか。安倍政権のめざす積極的平和主義とは結果として戦禍の危険を増大させていると思われる。積極的平和主義の効果は無く、平和と逆行している考えだと言わざるを得ない。
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