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2016/03/02(水)
野火を打て
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少年に獣の如く野火打たれ 野見山朱鳥 田舎では野焼きが行われています。後楽園でも行われました。冬枯れの野や土手の枯れ草を焼き払い、害虫駆除をするとともに草木灰は肥料になります。一年の最初の農事でもあり、早春の行事です。しかし、火の勢いが強くなりすぎると人の手に負えなくなります。この句の野火は手に負えなくなりそうになった野焼きの火です。獣のようだと比喩しています。この火を消そうと少年が必死に棒で叩いて消そうとしています。今年の参院選から18歳以上の少年にも選挙権が与えられます。この権利を大事にしていただいて野火の如くに横暴を極めている現政権を棒で叩いてその勢いを消して欲しいものです。
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