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2016/02/03(水)
平和への祈り
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フィリピン訪問をした天皇皇后両陛下が日本軍将兵51万人、フィリピン人の犠牲者110万人にのぼるこの戦争の記憶を風化させまいと願う強固な意識が宿っているとマスコミは報じています。フィリピンレイテ島沖海戦は1944年10月におこなわれましたが、日本は空母4隻を失うなど海軍力の決定的損失をだしました。時の連合艦隊司令長官・豊田副武が打った電文は「天祐ヲ確信シ全軍突撃セヨ」だったとのこと。つまり、勝ち目はないが運を信じて突撃セヨということです。こうして勝ち目のない戦であまたの命が失われました。そして陸戦に移り、レイテ島、ルソン島、ミンダナオ島と次々と戦死者は8万人、27万人、6万人と増えていきました。生きて虜囚の辱めを受けるな!天皇のために死ね!と教え込まれた兵士の死、またなんの罪もない人たちを日本軍に殺戮させた過ちを昭和天皇は国民にも、殺戮された国の国民にも謝罪をしていません。しかも、生きて虜囚の辱めを受け生きながらえてきました。まずはこのことを謝罪すべきではないでしょうか。また、平成天皇の気持ちが反戦であるならばなぜ安倍総理をはじめとする自公両党は戦争法を強行したのでしょうか。この二つの疑問に彼らは応えるべきだと思っています。
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