|
2016/02/17(水)
一粒の火種
|
|
|
冴返る夜や一粒の火種生く 速水草女 冴返る(さえかえる)とはいったん暖かくなりかけてから寒さが戻ってくることをいいます。この寒さがひどく身にこたえます。まるで円安頼みのアベノミクスみたいです。株価はいったん上がりはしたものの今年に入って急落しました。巨大企業は巨利をため込んでいますが労働者のために使おうとはしません。しかも、安倍政権は賃上げの掛け声だけですから賃金はなかなかあがりません。そこでこの急激な円高・株安ですから大企業は賃上げに動こうとはしないでしょう。そうすると国民は一層寒さが身にこたえますから襟を合わせて震えます。しかし、「これでいいのか!?」「憲法九条を変えさせてよいのか!?」の火種は生きて残っています。炭をつぎ足し、火を強くし、「暮らしを護れ!」「憲法守れ」の声がカッカと燃え上がるようにしたいものです。
|
|
|