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2016/02/11(木)
死と葬儀と死後について
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家族葬が増えています。丁度10年前になりますが、葬儀場の従業員が大ホールを備えた葬儀場はこの葬儀場が最後になるかも知れませんね、と話されていたのが思い出されます。通夜や葬式をしないで直接火葬場に遺体を運ぶ形式も増えているようですが、火葬場は告別時間が長くかかるのでお困りのようです。東京などでは火葬場不足が深刻になってきているようです。友引にも火葬場を開けざるをえなくなっているといいます。公営斎場で通夜と告別式を一緒にしようとすると1週間から10日待ちだと聞きます。少子高齢化社会はさまざまな問題を提起してきます。「死」をどう考えるか?墓をどう考えるか?誰かに最後を看取ってほしい。苦しまずにあの世へ行きたい。墓を誰かに守ってほしい。生きてきた存在を忘れられないでほしい、などの願いは願いに終わるとの思いも脳裏を横切ります。海への散骨、樹木葬など建墓にたよらない方法も含め「死と葬儀と死後について」の考え方も多様化しています。わたしもそろそろ考えないといけないのかな。
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