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2016/10/12(水)
眼に輝きをもつ人生を
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雨の日のみだら紫式部の実 鷹羽狩行 紫式部は6〜7月頃葉っぱのつけ根に小さな淡紫色の花をいっぱい群がってつけます。可憐な花ですが、花よりも実の方に観賞価値が置かれています。直径3ミリほどの小さな丸い実が10月になると赤紫色に輝きを放ちます。「実紫」とも呼ばれますが、「紫式部」の名は美しさを紫式部になぞらえて名付けられています。花も美しいが、実の方がもっといい。容貌も美しいが人としての中身はもっといい。わたしはそんな人にはなれそうにはありませんが、光源氏の君とはどんな人だったのでしょう?そんな思いにふと囚われる日です。せめては眼に輝きをもつ人生にしたいものです。
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