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2015/09/06(日)
習近平氏の腐臭ふんぷん
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中國・習近平政権は抗日戦勝利70年の式典と軍事パレードをおこなった。日本のマスコミは蒋介石が抗日戦に勝利したのに共産党がやったように言うのは嘘つきだと習氏を非難している。ぼくの認識といささか違うので第二次国共合作を再度調べてみた。ぼくの認識どおり盧溝橋事件を契機に蒋介石と共産党は協同するための第2次国共合作を締結し、対日戦を共同して戦っていた。100%共産党ではないが中国人民が抗日戦争に勝利したことは事実だ。日本のマスコミはなぜ事実を捻じ曲げようとするのか。体制翼賛的な腐った臭いがする。北京の青空政策もそうだ。世界陸上のためでもあったが軍事パレードのためだったと強弁していた。日程では1945年9月2日米戦艦ミズーリで日本の全権団はポツダム宣言を受諾する降伏文書を交わした。そこで「抗日戦争・反ファシズム戦争勝利70周年」が9月3日開催は当然とうなずける。だが、いただけないのは500以上の兵器を公開した軍事パレードだ。安保関係者が注目した対艦弾道ミサイル「東風21D]は空母キラーと呼ばれる。射程距離は5千キロ以上といわれる。次が中国初の艦載機や戦略爆撃機だ。南シナ海を睨んでいるとはいえ、日本がすっぽりと射程に入る性能である。安保関連法案(戦争法案)賛成派はそれ見たことかと得意顔で習氏の異臭を振りまき、安保関連法が必要だと利用している。しかし、軍備拡張と集団的自衛権拡大で「すわ戦争」という場面では米日軍が役に立つのだろうか。だって、先ほどの戦略爆撃機で原子力発電所や核のゴミの保管場所を攻撃すれば日本全土が被爆するのだから日本は憲法の規定通り非武装中立の方がよほどいい。中国も習近平氏の腐臭となる軍事パレードなどで国力を誇示する時代錯誤的宣伝は止めたがいい。お互いのためである。
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