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2015/09/25(金)
トランプはジョーカーか!?
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共和党の米大統領候補トランプ氏の支持率が高い。トランプ氏は世界中にホテルやビルを所有する69歳の実業家だとのこと。人気の理由は「メキシコからの移民は犯罪者だ。国境に壁を造る」などの放言。習近平中国国家主席の国賓としての訪米については「自分なら夕食会など開かずハンバーガーをだす」と。この支持の背景には政治や社会への不満、うっぷん。日本では元小泉首相がいる。「自民党をぶっ壊す」と叫んで自民党を再生させた。この原動力は刺激的な発言をメディアが取り上げ国民の耳目を集めるマスコミの力。しかし、マスコミは権力的力を持つ真の原因者を追究しないという権力追従癖があるため、国民は真の原因者を見逃しがちだ。例えばわが国の財政状況。「借金がかさみ利払いが多すぎる。このままでは破たんするかも?」と消費税を次々増税し国民に負担を強いる。その一方で国際競争力をつけるためと大企業には大判振舞の大減税。財政状況は国民から税を絞り上げても絞り上げても赤字は続く。だからまた絞りあげる。だから国民は財布の紐をきつく縛る。すると物価をあげろ、あげろと安倍が大宣伝。日本には本当に国民の気持ちを代弁するトランプ氏が今必要なのかも知れない。そうでなければ国民はいつもジョーカーをひき続けることになってしまう。マスコミもマスコミに取り上げられる学者の多くも国民の声を取り上げないのだから誰かがやらなければ。
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