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2015/09/23(水)
猪一家がやってくる
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今日は彼岸の中日。家の周囲は黄に色づいた田やまだ青いまゝの田の縁がまっ赤な彼岸花で彩ろられている。誠に美しい景色だ。この美しい光景の中に一騒動があった。わが家の隣の田んぼに猪が現れたという。あちこちの田んぼでは猪に稲が倒されている。倒れた稲は出来たお米が臭みを生じ、食に適さなくなるという。みなさん大慌てで電気柵を設置したり、夜間ライトを点灯させたりと猪対策に大わらわであった。ぼくは「しばらく様子をみよう」と放置したままであるが、「いかなることに相成るやら」と少しばかり不安を抱きながらの放置策(柵)である。放置策といえば、栗の木もそうである。今年は栗がバサリと落ちてきた。猪が寄って来ないように毎朝収穫し、美味しくいただいている。来年こそは柵を設置し、「九里より美味い十三里」とサツマイモを植えてみようかと思っているのだが、果たしてうまくいくかどうかはわからない。6年前にサツマイモを猪にやられた。今年は里芋が全滅させられた。足跡から推測するに子連れ一家である。ウリ坊を連れた猪の一家の空腹を思うと腹を立てるよりもかわいそうになってくる。彼らも食に不自由しているのだ。人間に住処を追われているのだ。そう思うと「まあ、いいか、放っておけ」となるのだが、ご近所が対策に大わらわであるから大きな声では言いづらい。せめて草刈りをして、猪が来ないようにと明日からがんばろう。
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