たばたけんじの日記 (田畑 賢司)
元 岡山市議会議員 田畑けんじ の日々思うこと…
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2015/08/13(木) 人工知能時代をどう生きるか?
今日も降ったり、曇ったりの農作業には不向きな天気だが、草は伸び放題でイライラする空模様だ。これから先の人工知能時代をどう生きるか、との不安感を示しているようでまことにうっとうしい。身振りを交えて人とスムーズに会話ができる人間そっくりのロボットがお目見えした。阪大や京大などのチームが開発し、今月の3日に発表した。名前は「エリカ」。年齢は23歳。微笑んだり、眉をひそめたり、視線や体の動きも含めて人のようにお話ができるというから流し目も可能に違いない。開発者は受付で使って欲しいとのことだが、人工知能の開発度合いによっては生殖機能以外は人間であるというロボットが出現するのも時間の問題だと思われる。もっと生活に根差した分野では、わが国のメガバンクは、顧客向けのコールセンターに本格的な人工知能を導入する予定で準備中とのこと。プロは不要となり、経験の浅い要員もベテラン同様の仕事が可能になるとのこと。となれば、ますますアルバイトや臨時雇用者が増えることが懸念される。賃金も上がらないだろう。社会の仕組みが変わらない限り時間と賃金の向上は大半の人には望めなくなる。なぜならコールセンター以外のあらゆる産業やサービスに人工知能が進出してくるだろうと思われるからだ。なぜなら、営業マンの分野にもメールや提案資料、電話での会話にも人工知能が応用されつつあるという事態だからだ。ぼくたちはこの時代をどう生きたらいいのだろう?

2015/08/12(水) 今日の気分は鉛色
今日は雨が降ったり、曇ったり。おかげで昨日よりは少し涼しく過ごしやすい日となりました。ですが、安倍自民党と公明党は人文系学問と教育系学問を封殺しようと躍起になっています。まずは国立大学から、そして次は私立に影響を広げようとしているようです。戦前の滝川事件を想起させる出来事が相次いでいます。思想言論弾圧・滝川事件の発端は京大法学部の滝川幸辰(たきがわゆきとき)教授がトルストイの刑法観(人間は個人的にも社会的にも他人を罰する資格はない。むしろ相互に理解し、助け合うべきである)を講演で紹介したことでした。まず国会議員が「赤化思想だ」と追放を主張。抗議運動が起きましたが当時の政府は処分を強行。「国家の命令に従え」との強権発動でした。この事件は”大学自治の墓標”と言われました。下村文科相の国立大学への予算を盾にした「日の丸」「君が代」の要請に続く人文系、教育系への介入・制度変更は「大学の使命である真理の探究を捨てよ」とのことにほかなりません。安保関連法案(戦争法案)の背景の事件として考えるべき事案だと思います。滝川事件の時に出された法学部教授団の声明「大学の使命はもとより心理の探求にあり。文部省の措置は大学の使命の遂行を阻害するものである」が戦後の大学の自治を築いたことを思えば、今日の事態を重く受け止めて対処する必要があると思います。そう思いいたると「今日の曇り・雨の空模様」は「今日の日本の空模様」だと思われ、気分が鉛色になってしまいました。

2015/08/11(火) ぼくはどうしよう。
戦争を体験した人が減り、戦場体験者や空襲体験者・被爆者もその体験を語れる人が極めて少なくなっている。反戦、否戦、非戦、厭戦の訴えも弱くなった。人民の記憶が薄れてゆくなかで安倍自民と公明党が「安保関連法案」を国会に提出した。アメリカのおこなう戦争を補完、協力することを主とする戦争法案である。ロシア、中国、北朝鮮を仮想敵国とする冷戦構造の再構築に他ならない。冷戦が終結したにもかかわらず、軍事的優位を保とうとする軍拡論者及び武器で儲けようとする者たちの画策と利益享受のほくそ笑みがこの冷戦構造の再構築を強力にプッシュしている。安倍氏の後ろにはこうした輩がうじゃうじゃといる。オバマ氏はノーベル平和賞に最もふさわしくない人たちの一人となった。元総理の佐藤栄作氏と同じだ。オバマ氏は無人爆撃機で無差別爆撃をおこない、ISでない人たちの殺戮を繰り返している。アメリカ人が死ななければいいのだ。だから日本に戦争参加を迫っている。今回の戦争法案は「旗を見せろ!日本人よ、おまえたちは金だけだせばいいのじゃあない。血を流せ!」との引き続きの脅迫要請に応えたものだ。防衛大卒の自衛隊就職は減少していると聞く。こうした危険性を背景としていることは明白だ。そうすると、少子化で自衛隊員が減少してゆくと自衛隊員の確保は困難となる。そうなれば、徴兵制となるのは必然であろう。こうした中での平和の大切さを体験を通じて語る人の減少は憂うべき事態である。ぼくはどうすればいいのだろう。戦争を記憶していない昭和19年生は。

2015/08/10(月) ペラペラ
安倍首相は安保関連法案(戦争法案)を通すまではなにがなんでもとなりふりかまわず嘘も方便とばかりリップサービスを続けています。沖縄の辺野古埋め立て工事の一時中止をして翁長知事と話し合うといいます。だからといって工事を止めるつもりはありません。話し合うふりをするだけのようです。昨日の長崎の原爆慰霊の式典にあわせての川内原発稼働についてのコメントは「世界一の安全性を確保して原発は稼働を認める」と言及。しかし、考えてみてよ。福島原発の廃炉処理は未だ終了していない。にもかかわらず東京オリンピック誘致前に終了宣言。今なお廃炉作業が思わしく進んでいないにもかかわらず川内原発稼働OK!武器輸出3原則を骨抜きにして武器輸出OK!武器で一番儲けるにはどうするの?戦争以外にないでしょ。平和を守り、戦争をしないために「安保関連法案が必要なのだ」と安倍。嘘でしょ!あっかんべーの裏の顔が透けて見えてるよ。安倍はほんとにペラペラだね。今度は敗戦70年談話について諸外国の厳しい批判を受けて「お詫び」と「侵略」を盛り込む方向だとのこと。これもリップサービスだけのようだね。

2015/08/06(木) 広島を考える
広島の原爆慰霊祭が今年もおこなわれた。安倍首相が黙とうをしている映像が映し出される。ぼくは彼が今目をつむってなにを考えているのだろうと思った。「この場には反対する奴も多いが、どうしたものか?支持率も下がって党内にも心配する者が増えた。だが、今は集団的自衛権をいかにして通すか!が最重要事だ」と思っているに違いないと思った。「アリとゾウの闘いと言われたベトナム戦争」が終わって今年で40年になる。南ベトナムの首都サイゴン(現ホーチミン市)陥落は1975年4月30日であった。アリがゾウを倒した、つまりベトナム人民が超大国アメリカの侵略を打ち破ったのです。勝利のためにアリたちはさまざまな苦労を乗り越えて闘い続けました。例えば、1千kmに及ぶ輸送用ホーチミン道路網を使って中部高原のジャングルに病院を造り、消毒用アルコールを確保するために少数民族に酒の作り方を学び、自転車のペダルを踏んだ明りで手術をしたといいます。また、重症患者の輸血は病院スタッフが提供したようです。あれから40年。世の中は目まぐるしく変転しています。40年経った今では、ベトナムと中国が南シナ海の領有権を巡って対立し、アメリカとはTPP(環太平洋経済連携協定)への参加を模索するほどの仲となっています。TPPは経済的に中国を封じ込めようとする意図を持っていますから、ベトナムは中国と敵対し、アメリカと手を握る構図となります。昨日の敵は今日の友とも言いますが、そんな格言が必要のない時代へと移るべき時ではないかとぼくは思います。各国どおしの争いを止め、国別軍事力を廃止し、そろそろ地球国家を考えなければならない時期ではないでしょうか。冥王星にまで探査機を着陸させることのできる時代になっているのです。核兵器廃絶は地球のみならず、宇宙の課題です。星の領有権を巡って各国が争うことのないようにしてほしいものです。平和の祈りを捧げた名もなきアリたちよ!宇宙の平和のために立ち上がろうじゃないか!

2015/08/05(水) 18歳高校生にも選挙権
18 歳で選挙ができる改正公職選挙法が成立した。未成年でも選挙権を行使できるわけで高校生も選挙に参加できる条件が整った。文部科学省は1969年10月31日にだした文部省通達を見直す方針だと言う。「高校生に政治活動をするな」と禁じたこの通達は、なぜ高校生に政治活動をさせないかという理由を「国家・社会として未成年者が政治活動をおこなうことを期待していないし、むしろおこなわないよう要請している。そのため選挙権が与えられていない」と説明していた。しかし、ここに至って選挙権が付与された。つまり、政治活動をしてもよいということになる。だが、学校では真の政治活動について、わが国の正しい歴史教育などについて教えてこなかった。むしろ子どもたちにとって地球人としての人格形成にとって害悪ともいえる教育しかしてこなかった責任についてどのように反省するのだろうか。ぼくの主観的見方ではあるが、無反省極まりないものになるだろうと予想する。高校生=選挙権ナシ=政治活動ダメをどうするのか?子どもたちも消費税納税者であるからその是非を含め、政治活動が許されてよいはずだ。納税者にしておいて「文句は言うな」が許されてよいはずはないだろう。文句を言うなというなら17歳以下の消費税増税を止めるべきではないか。そして、なによりも、社会・歴史教育の正常化が望まれる。

2015/08/03(月) 土を大切にしよう
土というものほんとうに有難いものだ。降り積もった火山灰から植物を育む土ができるまでには1cm=100年かかる といわれる。無数の微生物が棲み、養分が豊富な土になるまでには長い歳月を要する。このように貴重な土が今危機的状況となりつつある。豊かな土が生まれるにはとてつもなく長い歳月を要することを考えれば、本気で対策を考えなければならない。なぜかと言えば、FAO(国連食糧農業機関)が「世界の土壌の3分の1が劣化傾向にある」と報告・警鐘を鳴らしていることからもその必要性が確認できる。「苫田ダムを拵えると生態系が崩れるからストップしてほしい」とぼくたちは訴えたが、当時の長野岡山県知事はダム建設を強行した。案の定、海苔の色落ちほかの被害が出て、ダムを一時的に放流するなどの姑息な手段で県は対応している。「出来たものをどうするのだ!?」との脅しを加えた手法で。土には多様な役割がある。雲丹を取り戻すために山を植林している例からもその役割の重要性がわかる。海も山も自然の生態系の一つなのだ。土中の微生物が呼吸することで大気中の成分が一定になる仕組み。養分の一部が雨で川や海に流れ込み、プランクトンの栄養となり、生態系を支える仕組み。古代シュメール文明の衰退は灌漑用水の塩分が土壌に溜まり、農業生産が減ったためだという教訓をわれわれは忘れてはならない。土を大切にすることは人類が生きるためには不可欠の要件である。アメリカの旱魃のすさまじさをテレビで見るにつけ水の大切さとともに農薬害や化成肥料害も考えなければならないと思う。
 草刈れば慌てふためくミミズかな

2015/08/02(日) 二つの戦争遺産の公開
戦後70年を迎える今年になって二つの歴史的戦争遺産が公開された。一つはGHQ(連合国総司令部)の最高司令官・マッカーサーの執務室である。皇居のお堀端にある第一生命貨館がGHQに接収され、その一室がマッカーサーの執務室に使われた。机や椅子も保存されていて第一生命が7月29から予約者向けに公開した。机に引き出しはなく、戦後処理を即決即答をした彼らしい執務室だと報道されていた。椅子などももちろん保存されているという。これが勝者の部屋だ。今一つは昨日の8月1日、宮内庁が昭和天皇の1945年8月15日の「玉音放送」原盤と音声を公開した。あの「耐え難きを堪え、忍び難きを忍び・・・」である。併せて、戦争終結を決定する御前会議が開かれた皇居内の防空壕の写真も公開された。こちらは敗者の執務・会議室である。しかし、なぜ日本が戦争に突入したかは語られない。戦争に反対していた昭和天皇という印象の強調及び日本国民への脳内刷り込みがおこなわれているとしかぼくには思えない。

2015/08/01(土) よさこいからうらじゃへ
日本共産党岡山市議団で高知市に視察に出かけたことがある。ずいぶん昔のことだ。亡くなられた片岡市議もご健在であった。たまたま「よさこい祭り」がおこなわれていた近くへの宿泊となり、祭りを見学させていただいた。自由闊達な踊りの連が次から次へと続く壮大な祭りであり、感激したことを今でも記憶している。「こんなお祭りが岡山市にもあるといいな」と話し合った。岡山市の当時の市長さんは安宅氏であったと思う。帰郷後、提案もしたが、受け入れられなかった。よさこいまつりは阿波踊りに負けない気概で作られたに違いない。その「よさこい」が今度は「よさこいソーラン」として北海道に渡った。そして、この踊りは岡南体協主催の体育祭でも子供たちがよさこいソーランをお披露めするようになった。そして萩原市長になって「うらじゃ祭り」へと進化発展させられ、盛り上がりを見せるようになった。有難いことである。今年は娘夫婦も総踊りに参加するという。「よさこい、行ってこい」


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