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2015/08/13(木)
人工知能時代をどう生きるか?
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今日も降ったり、曇ったりの農作業には不向きな天気だが、草は伸び放題でイライラする空模様だ。これから先の人工知能時代をどう生きるか、との不安感を示しているようでまことにうっとうしい。身振りを交えて人とスムーズに会話ができる人間そっくりのロボットがお目見えした。阪大や京大などのチームが開発し、今月の3日に発表した。名前は「エリカ」。年齢は23歳。微笑んだり、眉をひそめたり、視線や体の動きも含めて人のようにお話ができるというから流し目も可能に違いない。開発者は受付で使って欲しいとのことだが、人工知能の開発度合いによっては生殖機能以外は人間であるというロボットが出現するのも時間の問題だと思われる。もっと生活に根差した分野では、わが国のメガバンクは、顧客向けのコールセンターに本格的な人工知能を導入する予定で準備中とのこと。プロは不要となり、経験の浅い要員もベテラン同様の仕事が可能になるとのこと。となれば、ますますアルバイトや臨時雇用者が増えることが懸念される。賃金も上がらないだろう。社会の仕組みが変わらない限り時間と賃金の向上は大半の人には望めなくなる。なぜならコールセンター以外のあらゆる産業やサービスに人工知能が進出してくるだろうと思われるからだ。なぜなら、営業マンの分野にもメールや提案資料、電話での会話にも人工知能が応用されつつあるという事態だからだ。ぼくたちはこの時代をどう生きたらいいのだろう?
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