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2015/08/15(土)
今こそ「国共合作」の構築を!
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芝居が流行らなくなった時に、「役者舞台之姿絵」シリーズを発表した歌川豊国が好評を得たのは寛政6(1794)年のこと。この役者絵に刺激を受けた東洲斎写楽が大首絵28枚を出版した。ところが、斬新だとの評価は得たものの画格が落ち、翌年正月をもって写楽は画界から消えたという。豊国が画にした迫力みなぎる7世・市川團十郎は千両役者といわれたが、人気とぜいたくな暮らしのために天保の改革で江戸から追放された。彼を江戸から追放した徳川幕府も明治維新によって瓦解した。ヒトラーを真似て経済問題で国民の支持を上向きにさせるとともに小選挙区制で国会で多数の議席を得、同時に公明党と手を結び宗教とはいえない宗教団体を手に入れた安倍自民党。戦争法案を国会に上程しながら積極的に平和を護るとの2枚舌。顔をCTスキャンしたら舌が4,5枚はあるのではないかとはとあるドクターの戯言。だが、安倍自民の権勢時代は一刻も早く終わらせないと日本国民の不幸な時代が長引くことになってしまう。今、求められていることは70年前のお隣りの中国のように「国共合作」をおこない、こだわり、偏見、反共を棚上げして自公X野党連合を構築することではないだろうか。もちろん自民党別働隊の野党は除外せざるをえないが、前回、国民の支持を裏切った民主党の猛省と未来志向の判断を期待したい。翁長知事を当選させた前回の沖縄県知事選を日本全国で成し遂げてほしいものだ。
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