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2015/07/10(金)
上勝町に乾杯!
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昨年(2014年)、わが国で生まれた子どもは過去最少の100万人だったようだ。「出生率を上げるために婚活をサポートするからさあ産んでくれ」という政治家がいるが、なぜこんな人が選ばれたのかと情けなくなる。「このままいくと我が国の人口は現在のおよそ半分になり、江戸時代に逆戻りだ」と嘆く学者や知識人といわれている人たちもいる。なぜ今いる人を大切にしようとの提案がないのだろう。江戸時代の人口だっていいじゃないですか。今日只今生きている人を大切にし、育てようとすれば、未来に希望を持つ人が増えるじゃないですか。未来に希望が持てないから結婚も考えられない人も多いのじゃないのですか。だって、このまま人口が減り続ければ、戦争法案をゴリ押しして国会を通過させても海外へ派兵する自衛隊員の確保が難しくなるじゃない。そうなれば、徴兵制ですよ。無い無いといいながら阿部さんの頭にはあると思うよ。人間を使い捨てする総理をはじめとする為政者たちも大企業を頂点とする多くの企業の経営者たちも派兵されるのは自分の息子や孫じゃ無いと思ってるからね。だから出来るんだよね。そんな中で関心させられたのが人口1700人の徳島県上勝町の留学生派遣事業だ。同町の出生数は年10人足らず。この町が3人の中学生を南太平洋のフィジー共和国に短期留学させたという。コンビニもゲームもないこの国で彼らは「子供も生きる力を学んだ」という。そうだよ、こんな取り組みに税金を使えばいいのだ。今夜は上勝町に乾杯だ!
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