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2015/05/15(金)
卑弥呼は倭奴国の継承者であった!?
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倭国大乱の中で卑弥呼が共立され、大乱が収まったという。倭国大乱は146年〜189年、卑弥呼共立は178年〜184年とされている。卑弥呼共立から最大で11年、最少で5年で倭国大乱が終息したということになる。なぜ卑弥呼が共立されたのか?なぜ卑弥呼共立により大乱は終息を得たのか?男王ではなくなぜ女王であったのか?(3)の答えはこれらの疑問の中にあると思われる。卑弥呼は金印を紫綬された倭奴国の王族の一員であったのではないか!とすれば、彼女の生まれは筑紫国ということになる。そして、彼女は魏志倭人伝にいう鬼道、つまり太陽を神とし、その王族は綿津見神を奉ずる神事に通じた未婚の女性だったのではないか!崇神天皇の時代に未婚の皇女の中から伊勢の天照大神にお仕えする斎王と呼ばれる女性を選ぶことが始まっていることからもその風習が受け継がれていると思える。卑弥呼が共立されるにふさわしかったかどうか?は彼女の出自が王族継承者の一人であるとともに神事に精通していたことにより各国の王の合意が得られたのではないかと思われる。そうであればわたしも合点がいく。
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