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2015/03/24(火)
縄目模様の土器や弓矢の発明
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およそ1万年前くらいから気候が温かくなり、海面が上昇し、現在の日本列島の形になっていったといわれています。このおよそ1万年前から8千年近くの間を縄文時代といいます。打製石器や磨製石器、骨角器とともに弓矢の発明がこの時代にありました。縄目模様の土器が作られ、煮炊きや保存が可能になりました。土器製作の主役は主に女性だったようです。犬だけではなく、猫もいたのではないでしょうか。発掘された土器に猫の足跡がついていたという報告も目にした覚えがあります。穀物の保存とネズミ対策としての猫の存在はかかせません。さて、穀物の保存が少し出来はじめると住居は移動型から定住型へと移り変わっていきますが、まだこの時代は竪穴住居だということです。稲作が伝えられ、金属器も伝来してきました。人々は石器時代と同じように自然を恐れ、また敬いながら、家族の幸せのために懸命に働き、支えあって暮らしたことでしょう。太陽と同じく月に対しても特別な思いを持ったに違いありません。
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