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2015/12/30(水)
漢字について(3)
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漢字の組み合わせの素晴らしさはどうでしょう!「休む」は木のたもとに人がいるので休んでいるのです。「好き」「好む」は女性が子どもを抱いてあやしている様子です。中国では「清らかな様子」を「セイ」と呼んだ。そこで水ならば「清」、お日さまならば「晴」、もともとの「青」が詠みであり、井戸の傍に新しい木の芽が生えたことを指したといいます。周が混乱すると、各地で漢字が独自の発展をし始め、春秋戦国時代になると地方ごとに使う漢字が違ってきたのですが、秦の始皇帝が諸国を統一し、文字の統一に着手しました。しかし、文字が難しかったために、漢王朝の代になって、下級役人が使えるように(全国を支配するためには命令の伝達が早く、正確におこなわれる必要があったのではないか)、例えば曲線を直線化するように、簡素化された。ここから漢字と称されるようになった。つまり、文字が一部の特権階級のものでは無くなり、広く国民のものとなってゆく機運となったのでした。日本の漢字は基本的に隋・唐の時代の漢字が基本となっています。そこで中国の漢字とは現在ではずいぶんと違ってきています。では、アルファベットはどのようにしてできたのでしょう?
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