たばたけんじの日記 (田畑 賢司)
元 岡山市議会議員 田畑けんじ の日々思うこと…
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2015/10/30(金) 柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺
柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺   この句は正岡子規が明治28年(120年前)10月26日に奈良で詠んだ句である。彼が句作しながら奈良に遊んでものにした有名な句であるが、この年の翌年に脊椎カリエスを患い、以後寝たきりとなってしまう。しかし、34歳という短い生涯を燃焼しつくしたともいえる一生であった。野球の命名も彼と聞く。自分の名前がのぼる、ベースボールは野球(ノボール)だから野球としたというのだが、真偽のほどはわたしにはわからない。但し、他人にも自分にもあだ名や雅号をつける遊び心が旺盛であったことは確かだ。夏目漱石には「柿」というあだ名をつけたそうである。漱石の人格を芯に渋のようなものを持ち、時に辛辣な批評をするから、だから「柿」だと言うのであると山陽新聞の「敵一滴欄」に記載されていた。柿は大好きな食べ物の一つであったようである。この時期になると柿の実がいっぱい垂れ下がっている柿の木も多い。軒先に干し柿が吊るされる様、また取り残した二つ三つの柿の実の紅さも絵になる季節である。この時期になると不思議と松山に行ってみようかとの思いにとらわれる。今日も窓の向こうの柿の木を見ながらそんな思いにとらわれている。


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