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2015/10/23(金)
鶏頭のある庭・・・
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最近庭づくりを始めた。奥田の家の庭の両親が植えていた庭木・山茶花1本、椿2本、百日紅1本をまず移植した。そこで、アカシアと桜、モミジを1本ずつ加えて植えた。現在のわたしの構想では夏椿と欅を植えたいのだが、なかなか欅の苗が見つからない。そのうち出くわすこともあるだろうとのんきにかまえているが、70歳を超えるとあちらの世界に逝くこともちらほら考えるようになった。ところが、さほど本気でもないようだ。あちらの世界を考えたらすぐに1坪くらいの薔薇コーナーとタイムやセージをはじめとしたハーブコーナーを作らなくちゃなどと思ったりする。今は、タイム、ローズマリー、レモンバーム、フェンネル、チェリーセージ、バジルを育てている。チェリーセージの赤い花とローズマリーの紫がかった白い花が隣り合わせに咲き、わたしを和ませてくれている。もう少し増やしてハーブコーナーを作りたいと願っているのだが、はてさていつできることやら先は長そうだ。でもわたしはハーブの指導資格を取ったのだからせめてハーブコーナーくらい作らなくちゃね。だがわたしは慌てない。途中であの世へも仕方がないことだ。死期がもし近くなったら鶏頭を14,5本慌てて植えることだろう。 鶏頭の14,5本もありぬべし 正岡子規 だが、家で死を迎えることが前提だが、果たしてそうは問屋が卸すかどうか。見ものである。死の前日は庭の花々を観ながら「じゃあな」と告げて眠りたいという願いはあるが・・・。
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