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2015/01/26(月)
他山の石をわが玉と為せ
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ギリシャの総選挙が25日におこなわれ、即日投開票の結果、与党が提出した緊縮財政を批判し、その見直しをするとした反緊縮派の野党・急進派連合が圧勝した。報道によれば定数300議席のうち151議席を獲得したという。ドイツは緊縮財政見直しに反対しておりEUとの協議は難航しそうだ。選挙結果にみるギリシャ国民の願いは「重税に耐えかねている」「生活守れ」であり、欧州連合や世界の投資家が心配する「世界経済混乱の火種」とはまったく思いがねじれている。わたしはギリシャ国民の幸せを願うとともに、わが日本における自公政権の財政運営にも危惧の念を覚える。公共事業の大盤振る舞いとともに防衛費(軍事費)が突出した予算だ。そのツケは近い将来必ず訪れる。大企業の役員や金持ちは日本を逃げ出せばいい話だが、そんな余裕のない大多数の日本国民は重税にあえぎながら苦しい生活をもっともっと強いられることになる。今から転換を図れとの声を大きくしていかないと間に合わなくなる。まずは差し迫った一斉地方選、そして参院選から考えなおそうじゃありませんか。他山の石をもってわが玉として。
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