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2015/01/22(木)
イスラム国の2邦人殺害予告
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昨夜来降り続いていた雨も今はあがっているが重苦しい鉛色の曇天である。そして今夜も雨が流れるようだ。テロは哀しい思いを募らせる。イスラム国が日本を標的とし、2邦人殺害を予告し、法外な身代金を要求している。安倍首相が中東諸国外交に出かけている最中を狙ってのタイミングだと報じられている。安倍氏は急きょ帰日し対処するとのことだが、「テロには屈しない」と表明している。人命尊重か、政治姿勢かが問われる問題でもある。しかし、この問題はキリスト教やユダヤ教及び「地下鉄サリン事件を引き起こしたオウム真理教」など唯一絶対神崇拝、マインドコントロールなどの宗教の問題、アメリカとの敵対関係にあるとする政治的対立の問題が根底にある。旧約聖書・ヨシュア記にもあるように神が啓示した殺人は尊敬すべき行為だという心理。敵対国アメリカと同盟を結ぶ日本が敵対国に金をばらまいている。敵を利する日本も、日本人も敵ではないか、との心理。また拘束されたもう一人が軍事会社の社長であるならば彼もまた敵ではないか、との心理が働いてもおかしくはない。これはテロなのか、戦争なのかも含め、きちんと検証し、日本の在り方を精査するべきではなかろうか。憲法改悪を正答視する以前に。もちろんわたしは殺人やテロは許せないと思っている。
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