|
2013/08/01(木)
ええっ!そんなこと!自公圧勝のツケ(5)
|
|
|
今朝の朝日新聞「天声人語」を読んで「ええっ!まさかそんなことまで」と驚いた。天声人語には麻生副総理のある会合での発言が紹介されていた。それは、ドイツでナチスがどのようにして独裁権力を獲得したかを語った後、ナチスのようにということであろうが、「気づいたら、ワイマール憲法がナチス憲法に変わっていた。誰も気づかないで変わった。あの手口に学んだらどうか」と言ったという。もちろん日本国憲法改悪の話であろう。戦争放棄を明記する9条を直接変えてしまえという意味合いを含むに違いない。ドイツではナチス・ヒトラーは当時の議会の機能不全につけ入り、躍り出てきた。そして対抗勢力を弾圧し、ナチスへの全権委任法を勝ち取った。有名な話ではあるが、キリスト教の牧師が「ある人たちが弾圧された。わたしはまだ大丈夫と思った。次の弾圧があったが、でもわたしはまだ大丈夫、と思っていた。そのうち、いつの間にか、気がついたときにはわたしの回りにはわたししか残っていなかった」という回顧録である。ヒトラーはこうして政治の全権を掌握し、世界大戦を始め、ユダヤ人の大量虐殺までおこなった。(敗戦前、ヒトラーは自殺したが、同じく戦犯である天皇は責任をとらず、おめおめと生き延びた)安倍副総理はナチスのように全権を掌握しようじゃないか。9条改悪をしようじゃないか。やり方はナチスに学べと言うのだ。この3年間の自公・衆参過半数議席獲得は恐ろしい結果を招くかもしれない。安倍発言はその権力を獲得した後の驕りと言えるだろう。「これも民意か!では済まされない」事態だ。どうしよう?お尻の穴がむずむずしてきた。
|
|
|