たばたけんじの日記 (田畑 賢司)
元 岡山市議会議員 田畑けんじ の日々思うこと…
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2013/07/18(木) 再会の甘さと苦さをかみしめて
「再会」という言葉の響きはとても甘く切ない感情を引きだすようだ。パリなどの洒落たお店でコーヒーの香りを楽しみながら「再会」を喜び合うのも素敵じゃないですか。もちろん若いということが前提ですが。かって恋した男と女がまた恋に落ちることもあるでしょう。それも許される年齢があるといいなと思いますが、現実にはなかなかそれは許されないことのようです。再会と言っても、自分の都合で、例えば結婚が条件で義父となる人の会社を継ぐために捨てた女性との再会だってあるでしょう。「仕方なく別れたが、今でも君が好きだ」と男が言い、女が「そうね。わたしも好きよ。でも、今、お金に困っているの。500万円貸してくださらない」と微笑しながら手を握り締めながら切り出されたら、男はどうするだろう?ポンとだす男はあまりいないだろう。今は会社経営も上手くいかずかつかつの生活で暮らしている男が借金をしてでもと思いつめるであろうか。とにかく対面と下心を優先し、「とりあえず50万円で」と用立てを提案するズルイ男もいるであろう。今はその余裕がないからと必死に弁明これ務める男もいるだろう。だが、女は実は金に困っているわけではなかったが、男の本気度を確かめるためのお芝居だったとすればどうだろう?男にはいつまでも子どもが心に住んでいて、成長していない奴が多いのだ。だから、いつまでたっても女の容姿や色艶に目を奪われるのだ。だが、女は年を経るに従って自分を磨き、男を見る目を養っている人が男より多いようだ。特に、職業婦人の男を見る目は確かなようだ。男も自分を磨き、成長する努力を怠ってはならないようだ。この努力には年令はない。しかし、三つ子の魂、百まで、と言うではないか。幾つにになってもシャイと頑固が脱け出せない俺はどうしたらいいのだろう!?そんな自分が嫌で嫌でたまらないのに、変われない。

2013/07/17(水) 不安と期待とがもたらす魔性
不安というものは人にとって大切であるとともに不幸をもたらすものであるともいえる。不安というものはどんなに心に鍵をかけても忍び入る奴のようだ。希望と不安が交互に寄せては返す波のように押し寄せてくる。だから人は向上しようと努力する。しかし、加齢による不安、病気による不安、将来への不安、記録達成への不安・・・さまざまな不安が人をあらぬ方向へとおいでおいでをする魔性に負ける場合がある。そこまで行けばもういいだろうという人たちをもその餌食にする。米国のゲイ選手、ジャマイカのパウエル選手が今ドーピングの渦中にいる。世界超一流選手である彼らでさえである。ジャマイカのボルト選手にはかなわない、なんとしてでもボルト選手に勝ちたいと思ったからであろうか。だが、ドーピングは競技人生のみならず、これまでの人生そのものをも葬り去る魔性物である。われわれ日本人の行く手にも魔物が潜んでいる。経済、カネという魔性は明るい近未来を描いて見せる。憲法改悪という魔物がもつ魔性には気がつかない。地球激動の時代をどう生きるか、はわれわれが反問しなければならない超重要課題である。われわれは「ねえ、あなた。この廊下に軍靴の音がかすかに聞こえてきませんか」と言う老夫人の声を聞き逃がさないようにしなければならないのです。

2013/07/16(火) 無党派市民の反乱は歴史発展の1頁
今、世界各地で反政府デモが発生している。主役は指導者や支持政党を持たない無党派の市民たちである。東欧・ブルガリアの首都ソフィアでは数万人の市民が毎夕独立広場を起点に議会までデモ行進。発端は新興財閥の御曹司を治安機関のトップに据える人事への反発。2月には電気代値上げで政府が総辞職に追い込まれたばかりだ。トルコでは公園再開発への抗議運動がきっかけだ。ブラジルではバス運賃への値上げに対する抗議がきっかけ。エジプトでは選挙で選ばれた大統領が住民の意向と違う政治をおこなうことへの反発。とうとう軍がクーデターを。ボスニア・ヘルツェゴビナでは乳幼児の扱いに対する母親らの不満がきっかけになった。要求は環境問題、公共サービス拡充・・・であるが、格差是正、不正腐敗追及、生活防衛が根っこにある。日本では彼らに先駆けて選挙を通じ、政権打破を繰り返し、実践してきた。しかしその都度裏切られてきたという挫折がある。エジプト問題では日本では宗教の問題が重要視された報道が多い。だが「誰が大統領でも関係ない。民衆を裏切れば我々は黙っていない」というデモ参加者の発言も紹介されている。中国では公害反対を主張する市民の反対で「建設を中止する」という事態も起きている。今、世界の市民が変わろうとしている。FRBのバーナンキ議長の「金融緩和縮小」発言で自国の通貨が下がり、輸入食料が値上がりするというファンドなどの投資家や世界を股にかけたビッグな企業の仁義なき経済活動がすぐ彼らの視野に入ってくるだろう。世界企業と各国為政者たちの癒着、その下でつくられた格差社会に対して世界の市民が認識し、変革しようとの意識が芽生え始めたことは素晴らしい。パキスタンのマララちゃんの国連での演説は素晴らしいものだった。子どもと女性に教育の権利を!日本でも裏切られても、裏切られても真の国民のための政治がおこなえるまであきらめないことが大切だと思う。真の「人民の、人民による、人民のための政治」を求めて。

2013/07/15(月) 物価を安定させることが政府の仕事では
今日も激しい雷雨でした。空梅雨かと思えば豪雨とは?おかしな日本になってしまいました。米国も、日本も京都議定書放棄とは情けない限りです。先進国といわれる国々はCO2の排出責任という点からも地球温暖化防止に責任を負うべきとわたしは思います。それをわが国は放棄するというのですから言語道断です。さて、それはそれとして、デフレは悪なのでしょうか。最近のマスコミ報道ではインフレ期待に溢れています。インフレにならないとおかしいという論調です。ガソリン価格が上がろうと、食用油にしても、パンにしても食品の値段が上がろうとそれが当然だという論調です。申し訳程度に「給料が上がらなくちゃ」と書き添えています。景気が良くなって高級品が良く売れていると報じています。さも景気が持ち直したかのように。でも、父の日のプレゼントにケーキ屋さんに行った子どもが値上げにびっくり、の記事は小さく扱われています。M党時代にあれほどガソリン高騰に大騒ぎしていたマスコミが同じ位以上の高い値段なのにだんまりです。これっておかしくないですか。わたしは物価は安定していて当然だと思います。物価を安定させるのが政府の役割ではないでしょうか。所得を上げずに物価だけ上げる政策がいいはずがありませんでしょ。泣きたいのは大多数の日本国民です。雷ほど激しく声を上げ、泣きわめき、豪雨のごとき涙を流してもいいのではないでしょうか。

2013/07/14(日) ゲリラ豪雨に気をつけよう
最近は大忙しです。幾人かの人が連絡をくれます。「今、済ませてきたよ」と期日前投票に行って来たと知らせてくれます。律義なものです。「ありがたいなあ」と感謝の気持ちが溢れます。そんな忙しさの中で、昨日に続く、スコールのような雷を伴った雨です。ずぶ濡れになったので着替えに帰ると、わが家の愛猫「モルツ」君が尻尾を巻き込んで歩くというよりもにじり寄る感じの歩き方で近ずいてきます。わたしの足の上に体を少し預けてじっとしています。よほど雷が恐いのでしょう。いつものやんちゃは影を潜めています。「地震、雷、火事、親父」と言われた時代はもうはるか昔のことのようです。今じゃ、親父は恐くなく、ばばさまの方がよほど恐い存在のようです。それはともかくゲリラ豪雨には気をつけなくちゃ。岡山の最近の気象条件は鹿児島並みとのこと。コメの品種も来年は考えなくちゃ。

2013/07/10(水) IPS患者治療に向けて前進
京都大学の山中伸弥教授が人のiPS細胞を開発してから6年余り経った今日「再生医療」がいよいよ患者治療に向けて大きく動き出した。とてもうれしいニュースです。厚生労働省の審査委員会が6月26日、理化学研究所などが申請していたiPS細胞を使う臨床研究計画を承認した。対象は目の難病に苦しむ患者で来年夏をメドに初めての患者治療が国内で始まる。治療の成功を願うのは世界の意識ある人々すべてであろうと思われる。加齢黄班変性の患者から細胞を採取してiPS細胞にして移植するまでの期間が約10カ月。この病気は物がゆがんで見えたり視野の中心部が暗く見えたりする病気で国内には70万人の患者がいるとされており、根本的な治療法はこれまでなかった病気だ。ただし、がんを引きおこさないかどうかが課題で、がんを引き起こさないようにすることが条件。臨床研究が承認されたのは世界でも初めてであり、同チームは安全性を最優先すると表明している。

2013/07/08(月) 通貨安、インフレは国民を苦しめるだけ
アベノミクスで景気が良くなった、良くなったと自公政権も、一部週刊誌を除くマスコミも大宣伝をしている。日銀は10,11日に開かれる金融政策決定会合で「物価上昇率2年で2%」というインフレシナリオの確かさを発表するようだ。インフレは給料が上がらなければ生活を苦しめるだけではないか。円は101円台になった。日経平均株価は1万5千円になり、1万3千円以下にに急落し、今また1万4千円になったところだ。だが、業界天気図を見てみると、晴れマークは百貨店、小売りとマンション、住宅くらいであれほど騒がれた自動車製造業でも「晴れになるかも?」である。30数業種のうちこれ以外は曇り、または雨である。それなのになぜ景況判断が良くなった、良くなったと言い続けるのだろうか?参院選を意識しているとしか言いようがない。確かに宝飾品の売り上げは2割増だ。だが、円安で食品を含む日用品が値上がりして大半の国民生活はピンチに追い込まれている。通貨安政策、通貨安競争の被害者は国民だけだ。確かにトヨタなどは良くなった。だが、日本国が抱えている少子高齢化や国民一人当たり700万円を超える大借金は手つかずだ。それなのにまだ自公は借金を増やしているばかりでなく、なんら解決方法も提示していない。これで一国の・・と言えるのであろうか。アラブ、ブラジル、トルコなど暴動やデモが頻発している。エジプトもそうだ。その真の原因は通貨安と通貨安による輸入食料・日用品の高騰及びそれによる生活苦、生活不安である。日本はまだ懐が深いから持ちこたえているに過ぎない。7月から年度の後期が始まるが、設備投資前期は前年対比9.6%増であったようだが、後期の予想はマイナス4.2%。消費動向は前期18%増だが、消費税増税後の4〜6月はマイナス5%台とのことだ。これらの数字をなぜもっとマスコミはわかりやすく国民に伝えないのだろう?通貨安競争は国民を苦しめるだけ。健全な自国の通貨を護る政策が必要ではないか。そして少子高齢化、借金減らしの方策をきちんと示すべきではないか。

2013/07/07(日) 七夕さまにお願い
今日は七夕さま。いよいよ夏本番だ。今朝は蝉の声で目覚めた。今年初めて聞いた。暑い夏はやっぱりクーラー!?いいえ、田舎に引っ越してクーラーの要らない生活をしてみたいものです。縁側の前に笹を立て、願い事を書いて吊るして静かな夜の星空を眺めながら想いをめぐらせてみたいものです。都会ではクーラーが当たり前。電力不足だと言われながらもなかなか節電って難しいものです。そんな電力を米国で買う企業がでてきました。これもアベノミクスのお陰によるジャブジャブのお金のインフレ政策さまさまなのでしょうか。三菱商事、企業年金連合会、みずほ銀行、国際協力銀行がカナダの公的年金と共同で米国ミシガン州の火力発電所を買収するそうです。買収総額は2000億円弱とのこと。いよいよ株式や債券への投資から離れての投資のモデルケースが始まったようだ。巨大企業が国の枠からはみだして久しい。投資マネーはドラゴンのようだ。米国は金融引き締め発言で海外投資資金の引き上げに走り、ブラジルはじめ新興国の民が食えなくなっている。日本はまだまだじゃぶじゃぶお札を印刷するぞ、でまた円安株高に。七夕さまにお願いします。「ドラゴンが暴れまわり、人食いをしませんように」。

2013/07/06(土) NISAとは?
新聞、テレビ、雑誌などをつうじて今「NISA]の大宣伝がおこなわれている。来年1月から始まる少額投資を非課税にする制度のことをNISA(ニーサ)という。銀行、証券会社、信託投資会社など顧客獲得に必死である。わたしはメンタルな部分を心配している。例え、わずかでも投資すれば、日経平均株価が気になり、NYダウが気になるものだ。そうなれば、ある特定政党が勝てば、株が下がると公然と口にするようになる。以前わたしは面と向かって言われたことがある。制度の概要は、年100万円まで、5年限りで2回可能という制度である。年100万円までが5年続けられる。そして、6年目に最初の100万円までの分が終了した分を同額100万円までならOKで5年間継続できるということになる。したがって、トータルすると最大500万円までが2回となる計算だ。この少額非課税制度はイギリス生まれで最初は期間を決めていたが今では期限なしで運用されているというからいずれ日本も期限なしになるだろうとわたしは思っている。宣伝文句では「今投資しなくても非課税枠をとっておこう。できるときにやればいい」という内容が気になる。現在、投資家という人たちは15%だと言われている。アベノミクスの大宣伝と併せて投資に関心を持つ人、投資しようとする人、そして現実に投資する人を増やそうということだ。要は、「勝った負けた」「儲けた損した」という人をどれだけ増やすかということになるが、わたしはこれは壮大な思想教育の一環だと思う。「負けたじゃないか」「損したじゃないか」では済まない家庭不和もおきるだろう。これに対する答えはこうだ。「自分の資産は自分で守るのが当たり前だ。損するのは勉強が足りない。お前が悪い。気にいらなきゃ勉強して儲けろ」と。NISAとはそういう付録の毒も用意されているとわたしは思うのだが・・・。もちろん投資する人が悪いとか、するなとか言っているのではない。やりたい人はやればいい。それは当然のことである。

2013/07/05(金) 水先案内人
わたしの父は戦前は捕鯨船に乗っていた。戦時中は水先案内人として徴用され、神戸港を勤務地としていたとのこと。軍の関係する船舶を事故がないように誘導するのが仕事であったと言う。しかし、政治の世界には「民が主役」という共通の地図を有しない先導者が、否煽動者といった方が正しいのかも知れないが、利権と結び付いた指南をしているようだ。そこで何事も上手くいかなくなるのだと思う。通貨についていえば、わが国の歴史の中でも、世界の歴史の中でも、金貨に含まれる金の含有量を少なくしたり、銀貨や銅貨の含有量を少なくして貨幣の質を落とすために混ぜ物を多くした奴がいる。ところが彼らはすべて経済運営に失敗している。つまり、現代で言えば、お金を刷って、ばら撒き、人為的に貨幣価値を下げることと同じである。人為的なインフレ政策は国民の暮らしを窮乏化させる。お金は水の流れとは反対に「低きから高きへ流れて行く」ようだ。吸い上げポンプという人もいる。2%のインフレと言うが、仮に2%のインフレが実現したとして、2%以上の収入が増えればやりくりは可能だ。しかし
10%も、20%もその上も収入が増える一部の人もいれば、逆に収入が減らされる大勢の人がいる。飢えに耐えかねて一揆に立ちあがった勇気ある先人もいる。「民が主役」の共通の海図を作成し、日本丸が沈没しないように煽動する水先案内人が今こそ必要だと思う。

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