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2013/07/30(火)
自公圧勝のツケ(4)
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マスコミはアベノミクスで景気がよくなった、よくなったと報じ、参院選は自公圧勝に終わった。批判の目のない、緊張感に乏しい状況下では物事が進化発展しないことは世の道理だ。このマスコミの姿勢が日本の発展を阻害しているのではないかとさえ思える。参院選が自公圧勝に終わって後、申し訳のようにやや批判的な見解が述べられ始めた。これは後の世の検証と批判に対する自衛行為であろう。消費税の増税が14年4月に8%、15年10月10%と2段階引き上げが国会で可決されている。自民、公明、民主などが国民議論を十分しないまま決めてしまったのだ。この消費税について、安倍総理はどうするかを秋に判断すると言っているが、それは導入の時期と形態の問題であって、国民の暮らしを念頭に置いたものではない。その一例が、軽減税率(食料品等への課税を少なくする)の議論がされていないことだ。本来なら導入直前の今白熱した議論が国の審議会でたたかわされていていいはずだ。今は「総理が判断する」で議論されないまま消費税導入を迎えようとしている。これはおかしい!変だ!なぜ安倍総理に白紙委任したままでの導入なのか。マスコミが口をつぐんでいるのもなぜだかわからない!暮らしへの影響をどうするか?国民的議論があってしかるべきではないか。国民の暮らしをないがしろにした政治が許される状況こそ改善されねばならないはずだ。ここにマスコミの目が向けられなくてどうするとわたしは言いたい。
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