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2013/05/03(金)
「急がば回れじゃよ」アっかんべ〜
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今日は憲法記念日。制定以後66年になる。「日米同盟を軸に一人前の国なるのだ。集団自衛権が行使できなければ世界の笑い者になる。同盟国に助けてもらっているのに同盟国が攻撃されている時知らん顔ができるか。これは人の道にもとる」と、自民党・安倍総理は現段階での高支持率を背景に憲法改定を参院選の争点にしようと腐心している。だが、やり方はしたたかだ。憲法9条を変えようとしているのに、日本の国の在り方を議論せずに9条ではなく96条を改正するのだと強弁している。つまり、憲法9条を改定するためには現在の96条の議会の3分の2以上賛成の規定が邪魔だからこれを2分の1以上に変えようというのだ。「急がば回れじゃ」「これを変えてしまえばこっちのもんだ」というわけだ。国民の訳が分からないうちに変えてしまえ!というのだが、正直、国民の側もよくわからないのだ。自衛「隊」が正式に「軍」になるとどうなるのか?米国から出動要請があれば日本軍は武器をもって出動し、戦闘することになる。これが集団自衛権だ。米国の危機は同盟国日本の危機だ、というわけだ。アフガンでも、イラクでも日本軍が戦場で戦闘の最前線に立っていたならば、米国のママたちは日本人が死んでも痛みはなかったはずだ。米国は日本兵を最前線に立たせようとしているのだ。わが国は「祖国を守れ!」の合言葉で徴兵制に移行させ、戦争をしないと誓った国は米国とともに戦争をする国へと変貌する。そうなのだ。仕事がない。ならば、軍隊に入れ。仕事がきつい。甘ちょろい事を言うなよ。仕事があるだけ幸せと思え。軍隊で3年間鍛えられてこい。わかったか。体罰なんて甘ちょろいもんじゃないぜ。こんな言い争いが聞こえてくるじゃないですか。わたしはそうならないことが日本とわが国の人々のためになると確信する。
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