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2013/05/19(日)
タコ焼きとアフリカ及びポルトガル
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わたしは青く青く果てしなく広がる海が好きだ。カステラを食べるとポルトガル人が小麦粉に卵と砂糖、水飴を混ぜて焼いた菓子カステラを長崎に伝えたという故事から地球は丸いと言わしめたイベリア半島南西部の大西洋を想う。地中海を大西洋に出たところの海だ。わたしはわたしが生まれる前の世界大戦中の1940年当時を舞台に創られた映画「カサブランカ」が好きだ。あの男らしさがいつとはなくわたしの心に住みついてる。カサブランカはモロッコ中部の大西洋岸の港湾都市である。この港は地中海を大西洋に出るとポルトガルとは反対方向の南に行くとある。反ナチス抵抗派指導者ラズロとその妻であるかっての恋人ルイザ(イングリッドバーグマン)をアメリカに逃がすリック(ハンフリー・ボガード)とリックの店で働く黒人ピアニスト・サムが心にいる。いつかきっとカサブランカに行ってみたいとの思いも心に定着している。タコ八でタコ焼きを食べた。するとこのタコはモーリタニア産かなと思ってしまった。モーリタニアはカサブランカよりもう少し南にある。日本人がタコ漁を教えたところだ。タコ焼きを食べるとポルトガル、カサブランカ、モーリタニアを想いだす。たこ焼きはだし汁と一緒に出てきた。「明石焼きとは違います」と書いてある。同じなのになにが違うのだろう。お嬢さんが知らなかったら気の毒だと思い、聞くのは止めた。だしが薄かった。ソースで食べたらこちらの方が口にあった。そして、口についたソースをティッシュで拭きながら切ないほどに行きたいと思った。
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